こつこつ成長論

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コミュニケーション 生き方

ありがとうを言葉にする

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お店にはいろんな年代の方々が来てくれます。その中で、いつも驚くのが若い子たちの礼儀正しさ。
基本的にアルバイトで働いてくれている大学生は、みんな敬語が使えるし、気遣いもできるし、僕が同じ年齢だった頃を考えるとあり得ないくらい礼儀正しい子達ばかり。
そんなアルバイトと同じくらいの年代のお客様は、やっぱりみんな挨拶をしてくれるんです。
料理を運んだら「ありがとうございます!」と明るく答えてくれますし、料理がテーブルに置けないようなら、率先してスペースを作ってくれます。
帰り際もちゃんと「ご馳走様でした!」と挨拶をしてくれる。
僕が思っていたのと全くイメージが違う若者なんです。

一方「どうした?」と思ってしまうのが、いわゆる年配男性の方々。ちょっとしたことで厳しい意見を言う方が本当に多くてびっくりしてしまいます。
そのくせ自分たちには非常に甘い(笑)
酔っ払って気持ち良くなったのでしょうか、その場で眠るくらいならまだマシ。気が大きくなった方などは、頼んでもいない料理やお酒が来ないと文句を言ってきたり。お店の方針で行っているやり方にイチャモンをつけてきたり。
人生の先輩であることに変わりはないのですが、いくらなんでも自分を通し過ぎていませんか?
そんな言葉をつい伝えたくなってしまうのが、年配の特に男性の方々なんです。

もちろん上に紹介した方々はごく一部。
多くの方は品が良く、こちらに気を使ってくださるほどの素晴らしい方々ばかり。だからこそ、そういった態度をとることがもったいなく思うと同時に、余計目立ってしまうんですね。

お店でよく見るちょっとした光景のお話をしましたが、どこへ行っても感謝の気持ちは大事だと思うんです。
僕は小さい頃、家族でレストランに食べに行くと、必ず「美味しかったです!」と声をかけて帰っていったそうです。いつも親が自慢げに話してくれたので、きっとそうだったのでしょう(笑)
僕自身は全く記憶がないのですが、その話を聞いてから余計に積極的に声をかけるようにしています。
なぜなら、今飲食店側の人間としてちょっとした一言を言われると、ものすごく嬉しいから。
ただ食べにいくのもありですが、どうせなら店員さんにも楽しい気分になってもらいたいじゃないですか。お客様から感謝されると、働いていて良かったって感じますよね?

僕は個人的に飲食業界で働く人たちが、誇りを持って子供たちに自慢できるようにしたいと考えています。
と言っても大きなことは何もできないので、せめて食べに行った先で働いている人たち位は幸せな気持ちにしたい。その想いを実践しているのです。

今日は飲食店の話ばかりになりましたが、「ありがとう」という感謝の表現はどの場面でも使えます。
大切のは、その気持ちを恥ずかしがらずにちゃんと相手に伝えているかどうか。
早速今から、誰かに感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか?

■【今日の質問】
「感謝の気持ちを伝えたい人は誰ですか?」

■【今日の名言】
「感謝は人の心を開き、運命を開く」(本田 健|作家)

○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○
【今日の「ヒント」】
人生は自分のものだから、どういう態度を取ろうと基本的には自由だ。
しかし、感謝の気持ちを伝えていった方が、多くの方を幸せにできるし、何より自分自身がほんわか温かい気持ちになれる。
生きている間は、できるだけ多くの人に感謝の気持ちを伝えて、みんなで幸せを味わうようにしたい。

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