こつこつ成長論

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家族 生き方

家計の見直し〜通信編~

投稿日:2021年2月10日 更新日:

今年に入り、家計の支出を確認し、全体的な見直しを行なっております。
前回は保険のプロにお会いし、見直してもらいました。

その結果、なんと同じ条件で2000円以上安くなったのです!
年間にしたら25000円ほど。
これ、結構大きくないですか?

さらに無駄だと思われる保険を解約。
これも5000円ほどだったので、年間60000円の削減。

月にしても7000円削減できたのは、僕のようなサラリーマンには非常に助かりました。

その勢いで、次に大きな支出であった通信費の見直しに着手。
ここも多少でも減額できたらいいなという希望のもと、
色々調べたのでまとめていきます。

結構複雑な仕組みになっているので、皆さまにとってもスッキリできたら幸いです。

まず、通信というと何があるでしょうか。

・ネット環境
・固定電話
・スマホ

おそらく多くの家庭でこの3つに加入しているのではないでしょうか。
ネット環境とは、いわゆる◯◯光と言われているもので、wi-fi環境のことですね。

固定電話はNTT。昔は電話回線に加入権がありましたが、
今は上の光電話で代用が可能なので、おそらく光会社のオプションが多いかもしれません。

最後のスマホ。
これは多くの方がよくわかっていると思います。

ドコモやau、ソフトバンクなどの携帯会社があって、
それぞれ自分に合ったプランに加入していますよね。

ちなみに、テレビや電気なども光回線の会社でオプションとして入ることができます。
これらも含めると、通信費は非常に高額になってくるのと同時に、
仕組みがどんどん複雑になっていくんですね。

では、順番に見ていきましょう。

まずはネット回線。
我が家はスマホがドコモなので、セットで割引されるためドコモ光に加入しました。

と、ここで光回線について簡単に説明しておきます。
もともと大きな回線として、NTTが運営しているフレッツと、KDDIが運営しているもの、
NUROなどの独立系が存在しています。

複雑なのが、フレッツ。
フレッツ光という、NTTが直接行なっている会社もあれば、
光コラボと言われているドコモ光やソフトバンク光など、フレッツから派生したものが存在しています。

どういうことかというと、光回線を導入する際、必ず工事が必要なのですが、
例えばドコモ光からソフトバンク光に変えた場合、
同じフレッツ系なので工事が必要ないのです。

もしドコモ光からau光に変えた場合は、全くの別回線なので新しく工事が必要になります。

ここまでは大丈夫でしょうか。

さらに、契約の際2年縛りというものが存在します。
(会社によっては3年や5年というものも!)

つまり、光回線の乗り換えを行う際には、

・どこの会社を利用しているか
・契約更新月はいつか(契約した月を含めて、基本3ヶ月ある)

をしっかりと調べておきましょう。

さて、具体的に見ていきますね。

僕の場合、引っ越してきた際テレビアンテナが無かったので、
少しでも安く済ませるために、ドコモ光に加入。
オプションで光電話(固定電話)と、フレッツテレビに加入しました。

ドコモ光は5200円+税がかかります。
これに加え、NTTの方からも光電話使用料500円とフレッツTV750円(ともに税抜き)がかかっていました。

つまり、合計約7000円弱。

フレッツ系の光コラボと言われているところは、
どの会社も値段が変わりませんでした。

以前家電量販店の方に聞いた内容も含めて、ちょっとまとめますね。

〇光回線を見直す場合

・キャッシュバックの額を比較する
・実際に店舗があるかどうか
・使用するスマホと同じ会社を選ぶ

目的によって、以上のポイントに注目すると良いようですよ!

では、実際にそれぞれ見ていきましょう。

キャッシュバックは、光回線の時に会社別に見比べますので後述します。

店舗について。
最近はオンラインのみで行なっている会社が増えてきました。
しかし、なかなかサポート電話が繋がらず、
実際に会って話を聞きたいと思うことはないですか?

こういった時に便利なのが、実際の店舗なんです。

ただ、実際には大手携帯電話の会社くらいしか店舗は存在せず、
今の時代多くがネットと電話でほぼ解決してしまうようです。

次に自身が持っているスマホと同じ会社を選ぶということなのですが、
これは割引額が大きく、かなり重要です。

ちなみに僕はdocomoとドコモ光を一緒に加入しているため、
スマホ料金は「ドコモ光セット割」なるもので毎月500円割引されていました。

おそらくどこの会社も一回線につき500円割引があると思います。
家族で利用される場合にはその分特になってきますから、
非常に大きなポイントではないでしょうか。

さて、ここから実際に僕が行なった内容をお伝えしていきます。

==
契約状況
・ドコモ回線3つ(自分、嫁、キッズ携帯)
・ドコモ光(光電話、フレッツテレビ含む)
==

まずは自分の状態を把握するために、ドコモコールセンターへ連絡しました。
そして、スマホの更新月は約1年後、ドコモ光はあと2ヶ月であることが判明。
全て解約すると、かなり大きな違約金が発生することがわかりました。

しかし、ほぼ動かなくなってきたスマホをあと1年使い続けることよりも、
新しいスマホでしかも月額料金を下げれば、
快適に過ごせるだけでなくすぐに元が取れるので、乗り換えを決意。

ちなみに、スマホの違約金もドコモ光の違約金も9500円プラス税。
光回線はすぐなので少し待つことにして、先にスマホの解約を考えることにしました。

ということで、そのままMNPの相談。

すると、まず説明されたことが、僕のようにセットで契約をしている場合は、
スマホ会社、光回線会社それぞれで手続きが必要だということで、
電話のままそれぞれの担当と話さなければいけないそう。

さらに、一括請求をしている代表番号を解約する場合、
支払いが発生する度に請求書が来るようになり、
毎月210円の発行手数料がかかるようになるそうです。

なお、キッズ携帯の更新月も光と一緒だったので、
支払い明細がそれぞれ別々に送られてくるのだとか。

大した額ではないですが、節約を目指しているのになんだか馬鹿らしくないですか?

ドコモショップで手続きをすれば、明細の問題は解決されるそうですが、
なぜわざわざショップに行かなければいけないのか。

どこまでも複雑で面倒くさいと感じるのは僕だけでしょうか。

おそらくどこの会社も、このように複雑な仕組みになっていると思われます。
もし光回線とスマホを抱き合わせて契約している場合、注意してくださいね!

通信費を見直すお話が続いていますが、今日はいよいよ
「じゃあ、一体どの会社がいいの?」
という疑問にお答えしていきます。

いろいろな会社を調べた結果真っ先にお答えしたいのが、
家電量販店でも言われた通り、
光回線とスマホの会社は同じがいいということ。

これは、例えばau光ならauじゃなくとも、サブブランドであるUQモバイルでもOK。
それぞれのホームページを見ると、「ひかりセット割り」のような名前で、
セットにすると安くなることが明記されているため、組み合わせはわかりやすいです。

ただ、このセット割が料金体系を非常に複雑にしているのも事実。

今回は僕が調べた次の会社を解説していきますね。

◾️光回線
【ドコモ光】
【フレッツ光】

【ソフトバンク光】
【OCN光

光回線を導入するにあたり、必要なものがあります。
・初期工事
・乗り換えの場合は他社からの移転番号

ドコモ光は僕も現在加入しているもので、いわゆるフレッツ光系のコラボとなります。
上にあげた4つの基本料金はどれも同じ。
もしフレッツ系のコラボ同士で乗り換えを考えているなら、工事費は必要ありません。

僕の場合はドコモ光から上の何処かにするつもりだったので、
初期にかかるのは、事務手数料の3000円だけになります。

大きく変わってくるのがキャンペーン等によるキャッシュバックなどの特典です。

その時々によって金額が変わるのですが、
そもそも新規加入によって無条件でいくらかもらえるようです。

例えばソフトバンク光は、代理店によって20万円を超えるキャッシュバックをうたっています。
しかし、内容をよく読んでみると、
・工事費や違約金の負担
・乗り換えキャンペーン
とわけられ、さらに詳細を見ていくと、例えば僕の場合実際にもらえる額は
・乗り換えキャンペーンの1万円だけ
となってしまうのでした。

なぜなら工事費や違約金の負担は完全にゼロ。
乗り換えキャンペーンも、同じフレッツ系だと額が極端に減ってしまうのです。

それでも何ももらえないよりはマシかもしれませんし、
代理店によって額が異なるので一度調べてみることをオススメします。

当然高額のキャッシュバックを得るためには、さまざまなオプション加入が必須。

加入時は安くても減額される期間が決まっていることもあるので、
一年後に実際いくら払わなければならないのか、ちゃんと計算しておくことをおすすめします。

例えば月額500円!とうたっていても、小さく(6ヶ月間)となっていたら、
7ヶ月目からは本来の額に戻ってしまいます。

あくまで加入時は本来払うべき金額で見ておく方が、
後になって結局高かったと後悔せずに済むでしょう。

で、トータル的に比較した結果、ドコモやソフトバンク、フレッツは、
全てオプション加入が義務付けられており、同じフレッツ系の乗り換えだと
キャッシュバックの額は1万円代が実情でした。

工事費が発生する完全な新規でしたら、
おそらくソフトバンク光が一番キャッシュバック額が高いでしょう。
代理店によっては支払い期日も2ヶ月後と結構早いのも、嬉しいポインんですね。

しかし、確実に高額を稼ぎたいなら、OCN光がおすすめです。
2021年4月末までのキャンペーンで、3年縛りがありますが、
フレッツ系の乗り換えでも3万円もキャッシュバック。

価格もスマホと一緒に契約すると月額料金が安くなるため、
正直最後まで悩みました。

ただ、支払いは10ヶ月後。
忘れた頃にお小遣い程度に考えておくといいかもしれませんね!

光回線だけでいくと、ソフトバンクは他社の違約金を支払ってくれるので、
今回はOCNに加入し、10ヶ月経ってからソフトバンクに乗り換えると、
最もキャッシュバック額が高くなるかもしれませんね!

まあ、僕はそこまではやりませんが(笑)

ちなみに、スピード重視ならNURO光が断然お得。
キャンペーンもやっているので、今ならかなりオススメです。

価格なら振興会社のスマート光やeo光が安いです。
ただし、キャッシュバックは無いようです。

回線スピードも値段もほとんど変わらないフレッツ系の光回線を選ぶなら、
持っているスマホと同じ会社にするか、
それともキャッシュバックを狙うかで決めてみるといいですね!

だいぶ長くなりましたが、最後に僕が調べたスマホの4社を見ていきます。

◯スマホ
LINEモバイル
楽天モバイル
ワイモバイル
OCNモバイル

元々見直しを始めるきっかけとなったのは、LINEモバイルの価格でした。

実際小学生の娘が加入しているのですが、毎月たったの550円で友達とLINEをし、電話をしています。
なんというか、物凄く安くないですか?

さらに僕のように動画をあまり見ない場合。
通信量は毎月3Gもあれば十分。
そこに電話もできる音声通話プランで1480円というのは、非常に魅力でした。

また別会社で音楽の定額サービスを加入しているのですが、
ラインはオプションで音楽サービスも付けられます。
その額も500円以下と現状の半額以下。

現状スマホ代と音楽サービスで3500円ほどかかっていたので、
1500円ほどの減額が見込めます。

しかし、ここでネックになったのが
・光回線とのメリット享受
・端末の値段

ドコモの新プラン誕生により、いまだに各社で価格競争が繰り広げられていますが、
去年まで大きなメリットだったLINEモバイルが霞むほどに、
各社のプラン自体安くなりました。

そこにきてLINEモバイルのソフトバンク化。
現状のプランは3月末で終了となるためか、それほどのメリットがなくなってしまいました。

逆に注目したのがワイモバイルです。

ソフトバンク光とコラボした「おうち割り」が適用されますし、
何より端末代が非常に安い!

電話かけ放題の値段も安いので、将来的にもお得感が高いのです。

ただ、一つだけデメリットがありました。
ソフトバンク光の方で通常の価格に、プラス500円以上のオプションに加入しないと、
光回線とスマホのおうち割りが適用されないのです。

ここは最後まで悩みました。

少し視点を変えて楽天モバイルはどうかと調べてみました。

コマーシャルでも大々的にうたわれている1年間0円というのは非常に魅力的。
しかし、新プランが誕生したとはいえ、大きなデメリットが3つありました。
・他社の容量が3ギガ程度の安いプランに比べると、将来的に割高
・クチコミで見る限り通信が悪そう
・通信の範囲が狭すぎる

端末で非常に欲しいものがあったのですが、結局見送ることにしました。

そして最後にポッと出てきたのがOCNモバイルONE。
OCN光とセットにすることで、通話プランが3ギガで1280円。

光回線も含めたトータルで見た時に、非常に安くなるのでした。

さらに魅力だったのが、端末の値段。
スマホセットなるものがキャンペーンで行われていて、
なんと端末代が1円というものも!

特にこだわりがなく、複数台購入しなければいけない僕にとっては、
これ以上ないポイントでした。

最期にまとめます。

◯新しく加入した際にかかる事務手数料
・LINEモバイル:0円(招待コードがあるため)
・楽天モバイル:0円(2020年11月)
・ワイモバイル:0円(オンラインの場合)
・OCNモバイル:3000円

◯月額料金(音声通話、3ギガの場合)
・LINEモバイル:1480円
・楽天モバイル:0円(2年目から2980円)
・ワイモバイル:900円(光回線とセットで)
・OCNモバイル:1280円(光回線とセットで)

◯端末
・LINEモバイル:23800円〜
・楽天モバイル:実質0円〜(条件あり、ポイント還元)
・ワイモバイル:111円〜(タイムセール利用)
・OCNモバイル:1円〜

値段だけじゃなく、自分の目的にあったスマホを見つけてくださいね!

■【今日の質問】

「通信費、もっと安くなりませんか?」

■【今日の名言】

「変化こそ、機会の母である」
(中内功|実業家)

○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○

【今日の「ヒント」】

ネット環境が加わった現在の通信費は、
非常に複雑になっている。

一度腹を据えて、じっくり確認してみることをおすすめする。

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