飲食店は、参入障壁が低いと言われています。
それは、独立するという考え方において、非常に低コストで実現が可能だからです。
さらに、基本的には粗利が70%近くでるため、やり方次第でとても儲かるビジネスなのです。
しかし、現実は非常に厳しく、多くのお店が1年を待たずして廃業してしまいます。
これは、粗利の中で人件費や物件費をやりくりしなければならず、日々の営業に大きく左右されてしまうため、利益が出しにくい業態だからなのです。
当たり前の話ですが、少ない人数でたくさんのお客様に来ていただくか、高単価でお食事していただければ、それだけ利益が残る仕組みです。
まあ、最近は何がどのくらいコストがかかっているか、誰でも知ることができる時代なので、インチキをしようものなら、すぐにお客さまからそっぽを向かれてしまうでしょう。
なので、適切なコストで見た目から美しい料理を作り、喜んでいただけるようなサービスで提供する必要があるのです。
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実際どのようにやるかは店主次第。
原価を50%近くかけて料理の質を上げる一方、夫婦や兄弟・姉妹などでキリモリする方法もあります。
逆に原価をかけずに安価で提供しつつ、ほとんどサービスをしない、セルフ形式のスタイルでも成り立ちます。
ようはお店のコンセプト次第なのですが、どんなお客様に来ていただきたいのか、地域のお客様が何を求めているのか。
しっかりと調べ、さらに軌道修正しながら店舗を運営していかなければならないでしょう。
ただ、飲食というのは決まりがありません。
一つの食材でも、調理の仕方によって様々な提供方法がありますし、極端な話、個々のお客様にカスタマイズした料理だってできてしまいます。
ここに、繁盛店のヒントが隠れているように思います。
できる限りお客様のご要望にお応えしつつ、しっかりお店の利益のことも考えていけば、自然と繁盛店として成功を収めることができるはずです。
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飲食店は立派なビジネスです。
食材に調理という複雑な工程を加え、さらに人を管理しながらも、利益をださなければいけません。
利益を出す過程で、少なくない重要な要素が絡むため、それなりの経験は必須でしょう。
それだけ失敗のリスクも多く存在しているのです。
ただ、逆に考えると、それだけやり方や手段が多いとも言えます。
ものを売って販売するだけではないからこそ、楽しさも多く、やりがいにつながります。
そもそも原料となるモノ自体、農業や畜産、水産など、多くの生産者の方々と関わることができ、そこに調理という過程が加わることで、可能性は無限に広がっているのです。
どこに力を入れるのか。そもそも何がしたいのか。
一部の人に理解してもらえればいいのか、多くの方に受け入れてもらいたいのか。
全ては飲食店というビジネスにおけるコンセプト次第なのです。
こんな面白すぎるビジネスに携われている自分が、最近は誇らしくさえ思います(笑)
いつか飲食店で働いている人が胸を張って歩けるように、そして、飲食業界でジャパンドリームが実現できるように、がむしゃらに前へ進んでいきます!
■【今日の質問】
「仕事、夢中になっていますか?」
■【今日の名言】
「挑戦は人生を面白くする。それを克服することで、人生は意味のあるものになる。」(ジョシュア・J・マリン|素性不明でペンネーム)
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【今日の「ヒント」】
飲食店というビジネスは面白い。
モノを調理し、販売までしてしまう。そこにサービスという付加価値まで加えることができるのです。
さまざまな要素が複雑に絡み合うからこそ、無限の可能性を秘めている飲食業。
これからの時代、人間が行なっている、誇りに思える仕事の一つとなるように、一緒に盛り上げていきましょう!
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