チームを強化するには、細かいことを言い続けるしかない。そして、教えてもらう文化を根付かせるしかない。
改めてこのように気づき、現在実践しているのですが、今日のメルマガでは、こう考えるに至った経緯をお話ししたいと思います。
以前はほぼ毎日いたお店が、週1〜2回しか訪店できなくなりました。そして、その都度感じていたのが、ぐちゃぐちゃなお店の状況でした。
ちょうど時期が来たので、個人面談の際最近の心境を聞いたところ、多くのスタッフから、仕事が終わった後に、疲弊感しかない日々が続いているという声が聞こえてきました。
そこで、数週間前から徹底的にお店を調査してみたところ、個々がバラバラに動いており、以前は学ぶ姿勢が根付いていたにもかかわらず、その文化がなくなっていることが判明しました。
さらに、ちょっとした不満も口にされるようになり、今まで教えていた人が教育しにくい環境が出来上がっていました。
こんな環境では、育つ人も育たなくなってしまいます。
真面目に仕事をしている人がバカをみる、僕だったら絶対に働きたくない環境が、自分のお店で起こっていたのでした。
この状況に気づいた時、正直途方に暮れてしまいました。
あまりにも課題が多すぎて、何をすればいいのか全くわからなかったのです。
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そこで、とりあえず実際に働いているスタッフたちの声を聞くことにしました。
問題は現場にある。
自分自身も基本に立ち返って、原因を探ることにしたのです。
すると、みんなが抱いている不満が整理されて気ました。と同時に、もっといいお店にして、楽しく働きたいという意欲があることに気づいたのです！
そこで、このスタッフたちならイケると確信し、問題の核心部分である「教育」にスポットを当ててみました。
おそらく全員のレベルが上がれば、もっと楽に仕事ができるようになり、自然と楽しく仕事ができるようになるはずだ。
こんな仮説を立てて、教育に主眼を置いた結果出てきた答えが、冒頭に挙げた２つのテーマでした。
そこで改めて個々に・素直に学ぶ・わからないことをそのままにしない・細かいことでも、気づいたことはちゃんと伝える
ということを徹底したのでした。
同時に、トレーナー制度を復活させ、トレーナーになる人を全員に周知しました。
これにより、本人たちは自覚を持ち、周囲の人も教わる体制が出来上がったのです。
もちろん大ベテランの方々には、新たに任命したトレーナーを教育してもらいます。
こうして、
大ベテラン→トレーナー→新人や高校生
という教育の流れを明確にした結果、始めて1週間ですが、営業に流れが生まれてきました。
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立場上なかなかお店に行けないのが苦しいですが、訪店した際にはしっかりチェックしていこうと思っています。
昔はできていたスタッフたちばかりなので、必ずみんなが仕事を楽しめるようになると信じています！
これからのお店の成長が、非常に楽しみです♪
■【今日の質問】
「所属している組織に異変はありませんか？」
■【今日の名言】
「少数精鋭とは、少数の精鋭社員で事業をやるのではない。少数の凡人で事業をやっていくうちに、精鋭になっていくことである。」（中島 迪男｜シチズン時計株式会社社長）
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【今日の「ヒント」】
組織は生き物。調子がいい時もあれば、悪い時もあります。
もし、おかしいな？と感じたら、すぐに原因を探りましょう。
そして、仮説を立てて、即行動してくださいね！
信念があれば、必ず良い結果につながりますよ。
心を動かせば成長が加速するって知ってる？
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