こつこつ成長論

心理カウンセラー高橋ひでが、心を動かすストーリーをお届け!未来をデザインする自己成長をお手伝いします!

組織づくり

コストゼロで感動を与える方法

投稿日:

今から来年の春ぐらいにかけて、お店全体で感動を作るお店に変化させるべく、
日々試行錯誤を繰り返しています。

ただ、ひとこと感動と言ってもやれることは無限大。

そこで、最も基本的ですぐにでもできそうなことを、
少しずつ皆にやってもらうべく、どうやれば本気になってくれるか。

必死に考えては試している、トライアンドエラーの毎日を過ごしているのです。

感動を作ることに関して、お金をかければすぐにできてしまうこともあります。

例えばサプライズプレート。
以前行っていたことなのですが、チョコレートペンを購入し、お皿に文字を書く。
さらにサービスでデザートをのせる。

これをお客様の会話の中で聞こえた「おめでとう!」の言葉に対して、
食後を見計らっていきなり出したら。

誰だって喜びますよね?

しかし、新型コロナで厳しい経営を余儀なくされている現状では、
コストを余計にかけるのは控えたいところ。

そこで多少労力がかかったとしても、コストがかからない方法を模索してみました。

そもそも、自分たちが感動するお店って、いったいどんなところでしょうか。
どんなことで感動するのでしょうか。
さらに、どうしても誰かに言いたい(もちろん良いこと)と思うのでしょうか。

これは人によって異なるとは思いますが、みんなが共通に感じることもあるはずです。

例えば、次から次へと細かい気づきをしてくれるお店。

家族でお邪魔した場合、案内時には子供達や年配者には箸のことや器のこと、
テーブルや椅子の使い勝手などなど声をかけてくれる。

歩きながらの会話で、どんな集まりなのかさりげなく聞いてくる。

食事にも配慮が。

注文時に少し固いものがメニューにあることを伝えてくれたり。

子供達の食事を真っ先に持ってきてくれるのはもちろん、
食べやすいように小さくカットするか聞いてくれたり。

当然お水のお代わりやテーブルの片付けなど、
常に気にかけてくれているのがわかる徹底したサービス内容。

当然のように店内やトイレも清潔。
従業員も無駄話せず、キビキビとスピード感たっぷりに動き回っています。

言葉だけで見ると、なんとなく高級ホテル内にあるレストランのような場所を思い浮かべませんか?

しかし、実はどれも特別なことは何一つありません。
全ての動作に対して、ほんの少しだけ意識をお客さまの満足度アップに向けただけなんですね。

それを、全従業員が徹底して行っているからこその結果。

仮に上にあげたお店が、本当に高級ホテルのレストランだたったら、
特に驚くこともないでしょう。

しかし、普通の大衆的なレストランや居酒屋で行われたとしたら。

なんか「あそこのお店、すごいんだぜ!」と、話題にしたくなりませんか?

これこそ、ここ何日間かメルマガでお届けしている、
当たり前のことを極めるということ。

コストゼロなんだから仕方ないと諦めずに、
むしろお客様の喜ぶ顔を見るために、楽しみながらチャレンジしていきたいですね!

■【今日の質問】

「体験した感動ストーリー、教えてください!」

■【今日の名言】

「必死に生きてこそ、その生涯は光を放つ」
(織田信長|戦国武将)

○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○

【今日の「ヒント」】

お店で感動を作るのに、コストなど必要ない。

単純にいつも行っている当たり前のことを極めるだけで、
お客様の心を動かすことができるのだ。

それには全員がしっかりと行う必要がある。

みんなが自然とできる環境を整え、
お客様はもちろん、自分たちこそ感動づくりを楽しむといい。

心を動かせば成長が加速するって知ってる?

やる気は心の状態に左右されます。 感動する時、人は無になれるんです! ゼロになれば、プラスのことが吸収されやすいですよね。 そんな効果のあるメルマガを毎日お届けしています! ⇒詳細はこちら

-組織づくり

関連記事

理解を深める

(イメージ:pixabay) 会社のホールディングス化に伴い、新たにクレドが作成されました。 実は半年ほど前にそのプロジェクトチーム参加の公募があったのですが、 立候補した所選出してもらえたのです! …

対応力を身につける

今日は、僕が先日聞いて思わず涙してしまった、感動のお話をしたいと思います。その舞台は東京ディズニーリゾート。世界的に有名な夢の世界で、その物語は起こりました。主人公は心に大きな問題を抱えた夫婦。そして …

チャレンジ精神を忘れない

会社が大きくなってくると、大企業病と言われる現象が起こる場合があります。会社の立ち上げ時は、とにかく寝る間も惜しんで、がむしゃらに働き続けます。お金とか時間とか、そんなことはどうでもよく、ただ仕事が楽 …

自分のやり方は郷に従ってから

サラリーマンをやっていると、異動がつき物。飲食店の長として仕事をしていると、相方でもある料理長が変わる場面に遭遇します。一応彼らは他のお店でも長をしていたので、実力者ばかり。組織をまとめる力をきちんと …

残念なことしていませんか?

(イメージ:pixabay) 5連休を取り、まずは疲れをとりつつがっつり自身の成長のため動き回り、 子供たちともたっぷり過ごすことができました。 たまにはいいものですね、連休って。 そして、体力と気力 …

毎日1分!心を動かすストーリーで、成長のヒントをお届けしています!

登録はこちら