こつこつ成長論

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コミュニケーション 組織づくり

礼儀正しさは心を動かす

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世の中の小中学校では、新型コロナウイルスにより修学旅行が中止になったという話を聞きます。

うちの長女は6年生。
小学校生活最後の修学旅行でしたが、一旦は延期に。

しかし、先生方の努力のおかげで、何とか今月実現することができました。

そこで起きた出来事を、今日はお伝えしたいと思います。

修学旅行の行き先は日光。
日本でも有数の観光地で、おそらく知らない人はいないのではないでしょうか。

実現が可能となったのは、そこにあるホテル。

計画書が各家庭に配布され見たのですが、とにかく細かいところまで注意深く計画されていました。

随所にアルコールスプレーが設置されているのはもちろん、
大きな食堂で食べる食事は、なんと教室のようにみんなが同じ方向で、
しかも会話をせずに食べるというもの。

旅行中は引率する先生から随時メールで報告が来ていたのですが、
子供達は規則正しく、言われた通りに食事をしていたそう。

随所で挨拶もしっかり行い、全ての行動を時間通りに、
指示に従いながらテキパキと行動していたようです。

そんな子供達を応援するかのように、天気は晴天に恵まれたとか。
名所である華厳の滝や中禅寺湖を、気持ちの良い天候の中観光できたようです。

実はこの旅行の準備は、約1ヶ月前から始まっていました。
というのも、各家庭においても家族みんなの体調管理を求められたから。

風邪をひいたら修学旅行に行けなくなる。
そういうレベルではありません。

毎日熱を測り、体調の様子を家族全員分記録していったのです。

少しでも怪しい家庭があると、修学旅行の計画自体が難しくなる。
そんな緊迫感の中、毎日を過ごしていました。

その間、子供達は先生に言われた宿題、
いわゆる日光に関して色々と調べ、学校で発表しながら気持ちを高めていきました。

前日には娘も寝付けなかったようです。
あの興奮、僕も経験ありますが、わくわくが止まらないんですよね(笑)

こうして無事行われた修学旅行でしたが、
無事帰ってきた学校で、校長先生がこんなことを話していたそうです。

「子供達は本当にいい子でした。
ちゃんと言うことを聞き、常にルールを守り、
いく先々で礼儀正しく行動してくれました。

この修学旅行の実現には、ホテルの方々の準備、当日の素晴らしい対応が欠かせませんでした。
自慢の料理も本当に美味しくて、ぜひ来年も使わせてもらいたいとお願いした位です。

実は到着してすぐに、先方にお願いしてみたのですが、
最初は来年のことはまだわからないと言われました。

しかし、帰り際に先方から、
おたくの学校の生徒は本当にいい子達ばかりですね。
ぜひ来年も使ってもらえませんか。

そうお願いされました!

家に帰ったら、そんな子供達のお土産話を聞いて、たくさん褒めてあげてください!」

礼儀正しく行動していると、人の心って動かせるんですね。

今回もまた、子供に学んだ好例でした!

■【今日の質問】

「自分の気持ちを優先して行動していませんか?」

■【今日の名言】

「感謝の気持ちを表すことは、
最も美しい礼儀作法である。」
(ジャック・マリタン|哲学者)

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【今日の「ヒント」】

礼儀正しいさは人の心を動かすのだ。

常に自分を律し、何をすれば周りが喜んでくれるか。
それが実現できる人間になりたいものだ。

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