10月25日の日経記事で、中国アント・グループ董事長である井賢棟さんの記事がありました。
どんな会社で誰なの?という方も多いかもしれませんが、
中国のスマホ決済会社アリペイというと、
聞いたことがある方もいるかもしれません。
わかりやすく言うと、日本でいうpaypayのようなもの。
何十兆円という規模のお金を動かしている、
ネット金融業界では超有名な人なのですが、
記事の中に井賢棟さんのことを、周りの人が
「ハードワークな楽観主義者」だと評しているとありました。
今日はこの言葉の響きが妙に引っ掛かったので、
思考を少し深掘りして考えようと思います。
◆
上の言葉は一見矛盾した言葉が並んでいます。
ハードワークはどちらかと言えばマイナスなイメージであり、
楽観主義者はプラスな印象を受けます。
とは言え、価値観の問題なので人によっては逆に感じるかもしれませんね。
まずはそれぞれの言葉から見ていこうと思います。
井賢棟さんが行っている仕事は、素人目でみてもかなり忙しそう。
なんてことを考えること自体失礼かもしれませんよね。。
考えるまでもなく毎日休む間もなく人と会い、
会議に参加し、会社の経営を行っているはずです。
働き方はまさに「ハードワーク」。
どこの会社にも「あの人いつ寝てるの?」と思ってしまうような、
仕事人間はいると思います。
こういう人は忙しいのに、なぜか面倒見も良い。
誰よりも仕事をしているので、知識と情報が半端ないから、
ついついみんなもハードワーカーに聞いてしまったり、
場合によっては仕事を頼んでしまうんですよね。
結果はきっちり出してきますし、何より仕事が早い。
会社にとってはなくてはならない存在な場合がほとんどだと思います。
◆
もう一つのワード「楽観主義」ですが、
この場合は非常にプラスに捉えられているように感じます。
あえて悪く言うと「なんとかナルでしょ!」と、
深く考えずにどんどん前に進んでいくイメージです。
しかし、どんな環境でもプラスに考え、
力強く「それでいこう!責任は俺が取る!」と、
みんなを後押ししている印象を受けました。
誰よりも働き、知識も情報も豊富なハードワーカーなので、
そんな明るく前向きな考え方が、余計みんなを鼓舞させてくれるんでしょうね!
何より失敗してしまったとしても、彼が何とかしてくれるという、
絶大な安心感を感じてしまいます。
きっと井賢棟さんの周りの方も、
日頃の彼の働きを見ているからこそ、
尊敬の念を込めて「ハードワークな楽観主義者」と呼んでいるのでしょう。
◆
僕はかなり前から14時間以上働くぞ!と心に決めていました。
そして今、毎日ではないですがそれを実現できるようになりました。
しかし平凡な人間なので疲れが溜まってしまい、
休みの日についついガッツリと休んでしまいます。
その間家族との時間として過ごしているので、
自分の中では「これが俺の人生なんだなー」と、
いい意味で諦めているところです(汗)
おそらくこの諦めが、ある意味楽観主義になってるかもしれませんが、
ここで言う楽観主義者とは、思い切ったチャレンジに対して、
積極的に承認し、応援していくことなんでしょうね。
安心感のある人から、「いいからやってみろ!」なんて言われると、
ついその気になってしまいませんか?
周りにそう言う人がいなくたって、自分でも意識することから始められると思います。
自分の体と相談しながら、できるところまでハードワークし、
「なんとかなるさ!」という軽い気持ちでチャレンジし続けてみましょう。
きっと近いうちに結果が出てくるはずですよ!
■【今日の質問】
「積極的に全力で仕事に携わっていますか?」
■【今日の名言】
「一生懸命働いているねって言われるようではまだダメで、
普通にやっているように見えて、
尚且つその仕事が充実した仕事に見えるような
気構えでやった方が仕事は面白いと思う。」
(ビートたけし|タレント)
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【今日の「ヒント」】
仕事に対する姿勢として、まずは全力でやってみよう。
最初は一生懸命だけでもいい。
走り続けるうちに、その頑張りのおかげで、
徐々にみんなから頼られる存在になれるだろう。
そこまできたら、物事に対して重く考えすぎず、
どんどんチャレンジしていけるくらいの器量を持てるよう、
自分をシフトしていくと良さそうだ。
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