コミュニケーションの基本は「聞くこと」。
仮に相手の話を5分ほど、黙って聞いてみてください。
結構疲れると思います。
僕もそうですが、多くの方は自分で思っている以上に、要点をまとめて話せていないことが多いです。
これができると苦労しないんですけどね(汗)
文章に書くときは考えてからの行動なので、ある程度読みやすくなっていることが多いです。
でも、話すのはその瞬間。
頭に浮かんだことをそのまましゃべっていくので、自分が発した言葉に連鎖した内容が思い浮かび、話が脱線していって、だんだんと何が言いたいのかわからなくなってしまうのです。
これ、耳がいたいですよね(笑)
もし、一生懸命話している相手が、真剣に聞いてくれたとしたら。
それに対して時々、「◯◯とかで苦労してるんだね。」などと相槌を打ってくれたとしたら。
それだけで、話をしていて安心感を抱きませんか?それこそ、コミュニケーションの大前提である「話を聞く」という行為なんです!
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「ねえ、聞いてよ!私この間どうしても欲しかった洋服を買いに、青山に行ったの。そしたらものすごい人だかりができてて何かなーって思って近づいたら、大好きな芸能人が撮影してたんだ!もう興奮しちゃって、その時お腹空いてたんだけど、ずっと立ち止まって見ちゃったわよー。でも、あまりにも人が多過ぎて、そうそう前のおばちゃんが荷物が多いし、背もでかいし、まじムカついたんだよねー。見えた!って思った瞬間、となりのおばちゃんに話しかけて視界を塞ぐし。でもねー、生で見たあの芸能人はカッコよかったー。声は聞こえなかったんだけど、渋い声で喋ってたんだろうなー。もう体がとろけちゃいそうだったよ。結局前のおばちゃんがあまりにもうざかったのと、お腹空いてたから、生で見れたしあの有名なレストランに行ったんだ!そこの店員さんが超イケメンでさー。たくさん来て欲しいからお水を3杯も飲んじゃったよ!パスタも美味しかったー。最後のデザートなんかヤバすぎるよ。思わず先に食べちゃって、インスタにあげられなかったのが残念。食べ終わって買い物に行ったんだけど、人気すぎて欲しい洋服が売ってなかったんだー。もう辛すぎたけど、隣に可愛いやつがあったから、それ買っちゃったー!」
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皆さま、いきなり読みづらい文章ですみません。。とりあえず、一呼吸しましょうか?(笑)
一気に話している人の話を聞くって、こういう感じです。
話上手の方は、この合間に「へー」「そうなんだー」と、相槌をうって相手の会話のペースを保ってあげます。
さらに上級者になると、「芸能人にあったの!!」「写真撮れなくて残念!」などと、相手の言葉を拾って返してあげます。
ところでこの方は、いったい何が言いたかったのでしょうか?
・・・
僕が思うに、伝えたかったことは無いのではないか、そう思います。ただ自分の出来事を喋りたかっただけ。それを聞いて欲しかったのだと思います。
なので、聞き手としたら、相槌を返しながら、時折感想を言ってあげれば、それで満足してくれたのです。
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これが、理解者になるという本質です。
しっかりと話を聞きながら、相手が何を言おうとしているのか探っていく。
これ、かなり疲れるのですが、その効果は絶大です!
早速今日から実践して、話されやすい、聞き上手な人になっていきましょう!
■【今日の質問】
「ちゃんと話を聞いてますか?」
■【今日の名言】
「人の話をニコニコ聞ける人は、その人自身が夢を持っている人だ。」(中谷 彰宏|著述家)
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【今日の「ヒント」】
人の話を聞く。コミュニケーションとして最低限必要な、基本です。
ここに、相槌や感想、顔の表情、ジェスチャーなどを織り混ぜて、相手にしっかりと聞いているアピールをしてあげましょう。
そんなあなたの姿を見て、きっと相手は安心感を覚えてくるでしょう。
これこそ、人の話を理解するということ。
普段から意識して、身につける練習をしてみてくださいね!
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