岡ちゃん流経営術

岡ちゃんといっても、一体誰のことだかわからないですよね。。
では、元全日本サッカー代表監督の岡田武史さんと言ったら、わかりますでしょうか。

2010年の南アフリカ大会。
オール日本でがんばる！と気合を入れ、激戦の末予選リーグを突破！
なんと決勝リーグに出場したのでした。

残念ながら決勝リーグでは初戦のパラグアイ線で、PK線の末敗れてしまいましたが、
見ている僕たちに夢と希望を与えてくれました！

そんな岡ちゃんは、今愛媛県の今治市にいます。
そこでなんとFC今治のオーナーになったのです。

さまざまなご縁から今に至るようですが、とことんやってみせる岡田さんは、
今治市に来て事業を行っても、その姿勢は変わりません。

というより、むしろ熱い気持ちでいっぱい。

骨をうずめる覚悟はあるか。

そんな意気込みでチャレンジし続けているのでした。

◆

もちろん最初から簡単にうまくいくほど、ビジネスは甘くありません。

観客は来ず、通帳を見ながら来月はどうしようと本気で悩んだこともあったとか。
そんな苦労の末、あることに気づきました。

地元意識が薄いのではないか。

そもそも地元の人たちに、試合を見てくださいとお願いすることはあっても、
自分たちが見にいこうという気持ちが弱かったことに気づいたのでした。

もちろん関係者ですから試合ともなればスタジアムには足を運びます。

この場合はそう言う意味ではなく、もっともっと地元の知り合いを増やし、
みんなのために役立つことをやらなければ！ということだったのです。

そこで、社員共々地域の活動に積極的に参加し人脈を構築。
と同時に、主に高齢者の方々の役に立つことを、
何でも屋として率先してやり続けていった結果、
少しずつ観戦者が増えていきました。

これこそまさに岡ちゃん流の全力投球。

排水の陣のような気持ちでやれること全てをやり切った結果、
2年目には安定した集客が見込めるようになりました。

実はこの成功の影には、地元の大企業社長の心を動かした、
地道な岡ちゃんたちの努力があったのです。

あるテレビ番組で、懸命に活動している岡ちゃんたちを見て、

「あんたらがそこまで頑張ってるのに、私が何もしないわけにはいかない。」

と、大口スポンサーとして名乗り出てくれたのでした！

ここから一気に活動が加速していったわけですが、
人の心を動かすほど必死にやることは、本当に大事なんですね！

◆

果たして僕は仕事でそこまで全力を出しているか、
疑問に思ってしまいました。

一生懸命やっているつもりでも、
結局人の心が動かなければ、それは自己満足でしかありません。

もっともっとみんなの心を揺すぶるくらい、
熱く全力でやっていかなきゃダメだな。

そんな気持ちになったので、メルマガで紹介させてもらいました！

どうか皆さまにも、この熱い気持ちが届きますように(^^)

■【今日の質問】

「全力で仕事ができていますか？」

■【今日の名言】

「まず一歩をふみださなければいけない。
踏み出すと景色が変わる可能性がある。」
（岡田　武史｜元サッカー日本代表監督）

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【今日の「ヒント」】

例え自分の中では一生懸命だと思っていても、
周りの人の心が動かなければ、
それは独りよがりというもの。

みんなの気持ちが熱く燃え、影響されるくらい本気で取り組む。

特に今のような時期だからこそ、
チャレンジしてみる価値はありそうだ。

心を動かせば成長が加速するって知ってる？