どんなに優秀でも素直さがないと成長はない

職場の中で、すごく仕事ができるのに、
なぜか残念な感じの人っていませんか？

どんな人でも間違いや失敗はありますよね。

小さなミスをちょっと指摘しただけで、
あやまるどころかなぜか言い訳をしてきたり。
気に障ったのか無視したり。

その人のためを思って教えてあげてるのに、
なぜか逆ギレされてしまう。

プライトが高いのか、負けず嫌いなのかわかりませんが、
こう言う人を見ていると貴重な成長の場を失っているなーと、
非常に残念な気持ちになってしまいます。

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飲食店は、基本的にどんな人でも半年も続けていれば、
ベテランとして新人を教えることができるようになります。

もちろん上を目指すとキリがないですが、
現場で仕事をする上では、その程度の経験で十分なのです。

なので、最初はどうしようもなく、クレームばかり起こる子や、
本当に不器用でなかなかうまくいかない子でも、
みんな貴重な戦力として頼りになる存在になります。

こういった子は、自分でもあまりできないことを自覚しているのか、
言われたことは素直に聞きますし、仕事も常に一生懸命。

結局は時間の経過とともにコツを掴むようで、
ある日突然能力を開花させるのです！

一方、センスがいいのか、感が鋭いのか、すでに経験したことがあるからか、
最初からメキメキ仕事を覚え、すぐにベテランと同じような仕事をする子もいます。

そのままどんどん伸びていき、リーダー候補として成長する子がいるかたわら、
なぜかお荷物的な存在になってしまう残念な子がいるのも確か。

仕事ができるのに素直じゃないため、ちょっとした変化に対応せず、
自分のやり方が一番と勝手に決め込み、人の話に耳を傾けません。

こういう人はなまじ仕事ができるため、他の人への影響も大きく、
いわゆるモラルの低下を起こしかねない問題児となっていく可能性が高いのです。

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一生懸命マニュアルを読んでも、本をたくさん読んで知識を得ても、
たくさん鍛錬をして仕事ができるようになっても、
決して完璧にはなれません。

仕事上では必ず誰かから指摘をされるもの。
それは人ではなく、数字として現れるかもしれません。

いくら自分がちゃんとやったからって、
結果が伴っていなければ、厳しいですがそれはやっていないのと同じことなのです。

そんな時、「私は完璧だから大丈夫！」などと考えたらそこで終わり。

指摘された時はもちろん、どこか異変を感じたら、
すぐに認め、対応できるような素直さが何よりの基本です。

普段から指摘されやすい人柄を構築しておくことが重要ですが、
せっかく頂いた声は、貴重なアドバイスとして素直に受け入れていきたいもの。

そういった態度ができる自分を持っていなければ、
間違いなく成功はできないのではないでしょうか。

皆さまは、ちゃんと聞く耳を持っていますか？

■【今日の質問】

「最近指摘されたことは何ですか？」

■【今日の名言】

「悲しみも、喜びも、感動、落胆も、
つねに素直に味わうことが大事だ。」
（本田　宗一郎｜実業家）

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【今日の「ヒント」】

指摘されても聞き入れない器用な人と、
言われたことを素直にやる不器用な人。

どちらの人と一緒に仕事をしたいだろうか。

成長という観点で言うならば、間違いなく素直に言われたことをやるべきだ。

人間は失敗をする生き物。

失敗に抵抗する力を入れるのではなく、
むしろ素直に受け入れる方が良い結果を生むだろう。

心を動かせば成長が加速するって知ってる？