リセットに対する考え方

4人いるうちの子供たちの中で、男の子たちは本当にゲームが好きですね。

小学生にスマホを与えると、女の子は友達との連絡手段としてSNSを活用し、
男の子はほぼゲームをし続けるそうです。

うちの子供たちはまさにこの例の通り。

スマホに限らず、YouTubeを見たりゲームをし続けています。

これ、今だけではないように感じます。

僕個人の話で恐縮ですが、子供だった当時はゲームウォッチやファミコンばかりやっていました。

高校生や大学生にもなると、それこそ寝る間も惜しんではまる始末。
もはや誰にも止めることはできませんでした（笑）

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ゲームってすごく便利で、気に食わないことがあるとリセットすることができます。

最近のスマホゲームで言うとリセマラと呼ぶようですが、
前情報でこのキャラを集めておいた方がいいなどという場合、
そのキャラが出るまで何回もやり直すやり方が主流のようです。

このように、気に入らないからゼロにしてやり直すという意味で、
「リセットする」という言葉が使われていました。

しかし先日、同じリセットでも全く異なる内容を知る機会に恵まれました。

それは、環境の変化。

例えば今で言えば新型コロナがまさにそれ。

今まで生きてきた環境がガラッと変わり、
常識だったことが非常識になるくらい
大きな変化が訪れる場合のことを指しているのです。

どういうことかと言いますと、例えば管理職の方。

今までは目の前にいる部下たちを、数字だけでなく直接様子を見たり会話をすることで管理することができていました。

普段から何気ないコミュニケーションをとり、数字から対策を考え直接伝えていく。
結果が出なかったりおかしな行動を取っていると、その場で叱ることもできました。

しかし、コロナ禍においてテレワークが導入された結果、
コミュニケーション手段が奪われてしまいました。

普段からSNSでの会話を行っていない中年の方などは、
もはやどう部下と対応していけばいいのか分からなくなってしまったんですね。

この時注目されてきたのが、スマホやタブレットを使い慣れている若い世代。

Zoomなどカメラ付きのコミュニケーションツールとメールなどを駆使して、
同僚や部下の様子を探りつつ、アドバイスをしていったのです。

その結果、会社に行かなくとも結果が残せることがわかりました。

つまり、やり方次第で十分な数字が出せることを証明したのでした。

◆

今までは中年の管理職の影に隠れて目立たなかった若い層が、
新型コロナウイルスの影響で働き方が変わり、
社内での活躍が目立つようになりました。

これこそ環境によるリセットのおかげ。

誰にとっても分からない手探りの状況になった今だからこそ、
人がやらないことを積極的に行うことで、
自分しかできない強みを社内で生かした結果でした。

今の時期、多くの方が仕事に対して苦労していると思います。

でも、逆に言うとみんなが同じ環境なのです。

これをチャンスと捉えられるか、不幸と捉えるか。

きっとこの環境をうまくリセットと捉えた人が、
今後活躍していくんでしょうね！

■【今日の質問】

「新ノーマルの今、うまくリセットできていますか？」

■【今日の名言】

「したくない仕事しかこないんです。
でも、運はそこにしかない。」
（萩本　欽一｜タレント）

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【今日の「ヒント」】

大きな環境の変化こそ、リセットのチャンス。

今までの常識を無くし、みんながやっていないことを積極的に行おう。

その結果、いつしかあなただけの得意分野になり、
みんなから頼られる存在になれるはずだ。

心を動かせば成長が加速するって知ってる？