仕事をする上でコミュニケーションは欠かせません。
今日は、改めてそのコミュニケーションについて考えてみました。
読み終わったその時から早速職場で使ってみれば、
高感度アップ間違いなしですよ!
では早速いきましょう。
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コミュニケーションといっても、その範囲は幅広く、
様々な切り口が考えられます。
そこで今回は、コミュニケーションの前提である会話のキャッチボールに焦点を当てて、
大きく次の3つに分解してみました。
・聴く
・質問する
・伝える
まず最初の聴くですが、なぜ聞くではないのか。
簡単に説明すると、聞くとは音が耳に入るということ。
つまり、なんとなく聞いている場合は、この門構えの聞くになるのです。
一方聴くとは、意識して話をとりにいくといったイメージ。
漢字の中にも耳があり心がありますが、
まさに耳・心・思考力を駆使して、全力で受け止める行為のことを指します。
会話はまずは聴くことから始まり、相手の話を理解するために、
心を込めて全力で理解するように努めましょう。
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次に質問するですが、これも、ただ「ふんふん、そーなんだー」と、
ただ相槌を打っているだけでは気持ちが伝わりません。
相手も、「この人本当に聞いてるのかなー?」と心配になってしまいます。
仮に自分が話しているとして、相手がただ相槌だけしか返さないとしたら、
だんだんと心配になってきませんか?
ここで本当に聞いていることを表現するために、
質問をしてあげるのです。
それは、「もっとあなたの話を深く知りたい」というアピールになり、
相手も「興味を持ってくれてるんだ!」と、
ますます話に力が入ることでしょう。
試しに誰かとの会話で質問をしてみてください。
きっと喜んでたくさん話をしてくれるようになりますよ!
ただ、時間がない時や本当に興味がない時には気をつけてくださいね(笑)
このように、質問を通じて理解を深め、相手の気づきや思考を促してあげるのがポイントです。
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そして最後の伝えるとは。
まさにこの行為こそ、コミュニケーションの醍醐味と言えるもの。
人は基本的に自分のことを理解してもらいたいのです。
マズロー博士が唱えた5段階欲求の中にも、承認欲求というものがあるように、
基本的に他人から認めてもらいたい。
そこで、簡単な方法をご紹介します。
それは、相手の言葉をそのまま繰り返すだけ。
相手が「昨日定期を無くしちゃって大変だったんだよー」と話してきたら、
「そうなの?定期をなくして大変だったんだね。」と繰り返してあげる。
「彼氏と喧嘩しちゃったんだけど、仲直りしたい」と言われたら、
「彼氏と喧嘩しちゃったんだ!」などと繰り返す。
別名鏡言葉とも言われるこの手法は、誰でもできるとっても簡単な方法。
たったこれだけでも、相手はあなたのことを話しやすい人だと思ってくれるでしょう。
それに、フィードバックを加えられればもう最高!
上の例でいけば、
「定期をなくして大変だね。すぐ見つかるといいね」
「彼氏と喧嘩しちゃったんだね。すぐ連絡がくるといいね」
などと、自分なりの一言を添えてあげるのです。
同時に、
「交番に届け出した?」
「まずは謝ってみたら?」
などと提案をしてみるのも、相手のことをよく考えているという気持ちが伝わり、非常に効果が高いです。
つまり、3番目の伝えるとは、
・承認
・フィードバック
・リクエスト
といったことをうまくいかし、相手の立場に立ってわかりやすく、
共感してもらえるように届けることが目的なのです。
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コミュニケーションといっても非常に幅広いですが、
まずは聴く、質問する、伝えるという3つを意識して、
相手にとって話しやすいと思われる人になってみましょう!
■【今日の質問】
「会話が得意と言えますか?」
■【今日の名言】
「自分と言いたいことの気配を伝える、
きっとそれがコミュニケーションの最上の部分の一つなのだろう。」
(梨木 香歩|小説家)
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【今日の「ヒント」】
コミュニケーションの基本として、
・聴く
・質問する
・伝える
という3つの手法がある。
次の会話する機会で少しでも意識すれば、
間違いなく相手にとって話しやすい人となるだろう。
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