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働き方 目標達成

SDGsを勉強しよう

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SDGsって、ご存知ですか?ここ最近かなり話題になってきたものなんですが、初めて聞いた方も多いかもしれません。
簡単に言うと、より良い世界を作っていくための国際目標。
2015年に国連で発表された持続可能な開発目標で、Sustainable Development  Goalsの略。ちなみに読み方は「エス ディー ジーズ」と読みます。
徐々に浸透してきた中で、新型コロナウイルスが世界的に流行。その結果改めて自然や人に目を向ける人や企業が増え、また良く目にするようになりました。
こんな時期だからこそ、改めてこのSDGsというものについて勉強していきましょう。

と言っても、Google先生に聞けば色々出てきますから、ありきたりの説明は省きます。が、基本的なことは抑えておいた方がいいので、少しだけマニュアル的な話にお付き合いください。
SDGsは、非常に幅広い視点で構成されている、範囲の広い国際目標。
なんと大きな目標として17個も存在しているんです!
さらにそれぞれに約10個ずつターゲットとして細かい目標があり、その下にもっと細かい具体的な指標が存在しています。
もし興味がある方は、総務省がまとめたPDFがありますので、参考にして見てください。
▼SDGs詳細PDF(総務省)https://www.soumu.go.jp/main_content/000562264.pdf
少し見にくいので、17個の目標だけ記載しておきますね!
1.貧困をなくそう2.飢餓をゼロに3.全ての人に健康と福祉を4.質の高い教育をみんなに5.ジェンダー平等を実現しよう6.安全な水とトイレを世界中に7.エネルギーをみんなに、そしてクリーンに8.働き外も経済成長も9.産業と技術革新の基盤をつくろう10.人や国の不平等をなくそう11.住み続けられるまちづくりを12.つくる責任 つかう責任13.気候変動に具体的な対策を14.海の豊かさを守ろう15.陸の豊かさを守ろう16.平和と公正を全ての人に17.パートナーシップで目標を達成しよう

昔から取り組まれているものや、新たに加わったものなどが、人命から教育、生活、環境、経済などなど幅広く網羅されていることがわかると思います。
この目標を見ると、そういえば目にすることが多くなったと感じる項目もありませんか?個人的には、ジェンダーに対しての記事をよく見るようになったのですが、SDGsから来ていたんだと改めて思いました。

この取り組みは、個人でどうこうできるレベルではありません。が、私たち一人一人が行動しなければいけないものでもあります。
そこで、まずは国が大目標を掲げ、具体的に国家レベルで動き始めました。
それからこの5年の間に、かなりの企業が目標として掲げるようになりました。うちの会社でも、昨年度からSDGsを意識するという、まだまだ初歩的な内容ではありますが、明確に掲載されています。
実は経団連(上場企業の7割が参画している、最も影響力のある経済界の集まり)でも、経済の観点からSDGsを実現していこうと発信されています。
海外の例で恐縮ですが、ヨーグルトで有名な仏のダノンという会社は、CO2の排出を追加コストと見た場合の配当をどうするかという議論を始めたそうです。
これは今までになかった考え方というよりも、現実問題としてやってこなかった重要な課題でした。しかし、ダノンはあえて議題に取り上げたのです。
なんとCO2排出をコストとして計上すると、通常の利益が半減してしまうのだとか。これは企業としても大きいですが、何より投資家たちにとっても非常に難しい判断になるもの。
そんな難題に取り組み始めた企業がいるだけでも、いよいよ地球のことを考え始めたことがわかる好事例ではないでしょうか。

この話はテーマが大きすぎていくらでも話ができてしまいますので、最後に前述したダノンの会長兼CEOであるエマニュエル・ファベール氏の言葉を借りて終わりにします。
「近代経済は金融資本で語る癖があるが、人的資本や自然資本も経済活動に活用している。それらを資本と捉え、お返ししないといけない。」
一つの力は小さいですが、我々個人でも意識から始めていきたいですね!

■【今日の質問】
「豊かな人生を送るために、何をしていますか?」

■【今日の名言】
「ビジネスは人で始まり、人で終わる」(エマニュエル・ファベール|実業家)

○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○
【今日の「ヒント」】
2015年、国連が持続可能な国際目標を掲げた。SDGs。それは、あらゆる角度から人が豊かに過ごすための目標。
今はようやく企業が意識し始め、行動に移そうとしている段階。
少しずつ、我々個人も意識し、地球に感謝するとともに未来の子孫に向けて行動するべき時が来たようだ。

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