こつこつ成長論

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働き方 自己成長

四六時中考える

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知り合いで飲食店をやっている人たちの表情が、3月の頃に比べて穏やかになっています。しかし、それは一時の事で、すぐ発生する支払いと将来の不安がとりあえず解消されただけ。
これから先のことを考えると、全く安心できないのが現実です。
実際売上は6割から7割落ち込んでいるそうで、これからどうしていくべきか本気で悩んでいました。

ようやく普通にお店で会えるようになったので会いにいくと、決まって「高橋さん、他のお店で何かやってるいい方法はないですか?」と聞かれます。
とはいえ僕自身も「これだ!」というアイディアには巡り合っていないので、・外食したがっているお客さまは確実にいる・テイクアウトのニーズは減らない・店内でのコロナ対策をしっかりやっているかを気にしているお客さまが多いなどなど、よく聞く話だけ答えます。
実際今は、集客よりもいかにお金を残すかの方が重要で、光熱費などはもちろん、食材や人のコントロールに重きを置いているお店が多いようです。
なので、お店によってはメニューそのものを変えて、いかに食材を有効活用するか、少ない人でやれるかに知恵を絞っていました。

実際その日に訪れたお店も、ディナータイムが始まる前にラインで顧客に1000円オフキャンペーンを送ったそうです。
その結果、プラスで2組の来客があったそう。
確かにほぼ満席状態だったので、その効果はあったのでしょう。

こういったお店のオーナーさんたちは、寝ても覚めても常にお店のことを考えています。
・どうやったらもっとお客様に喜んでもらえるか。・この食材をどう料理すればいいものができるか。・この道具、何かに使えないか。・もっとお客様に来てもらうには。・メニューとして出せる料理はないか。
「もはや病気ですよ(笑)」
そんな風に答える姿を見て、頼もしさを感じるとともに、だからお店が続くんだろうなーと感心してしまいます。

オーナーともなると、責任感が違います。いや、責任感というよりは、愛着かもしれませんね。
何をやっていても、お店のことが気になって気になって仕方がないんだそうです。
街を歩いていても、テレビを見ていても、ふと「お!これ使えないかな?」と考えてしまうのだとか。
場合によってはすぐに試してみたくなって、例えば食材ならすぐに買って試してみちゃうそうです。
こう聞くと、ほんとに病気かもしれませんね(笑)

でも、客の立場だったら、こういうお店って行きたくなりますし、安心できませんか?
常連さんが差し入れで野菜などを持ってきてくれたら、それをアレンジして提供してしまう。
もし長期にわたり経営を続けることが成功なのだとしたら、そういった常に考えを止めないことこそ、成功の秘訣なのかもしれませんね!
経営者とは関係なくとも、せめてあなた自身のことを四六時中考えてあげれば、もっともっと成長できると思いませんか?

■【今日の質問】
「常に仕事のことを考えることができますか?」

■【今日の名言】
「人と世界を動かすのは、流れてやまない思考の潮である。」(ウェンデル・フィリップス|社会改革者)

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【今日の「ヒント」】
仕事中はもちろん、ゆっくり休んでいる時も遊んでいる時も、自分の任されている仕事のことを考え続けられるだろうか。
経営者は皆、そんな風に四六時中考えることが当たり前だ。
もし経営者ではなかったとしても、可能な限り思考を動かし続けることで、成功者に近づけるようだ。

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