こつこつ成長論

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働き方 組織づくり

時間を有効活用するコツ

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仕事を頼む時には、忙しい人に頼め。有名なこの言葉、結構当たっていると思います。
僕自身も何かを頼むときは、その人に応じて頼むようにしています。
誰でもできそうなものは手が空いている人にお願いする一方、大事な内容であればあるほど、いつも忙しく動き回っている人、つまりみんなから頼りにされている人にお願いしています。
それは、おそらく経験から来ていることかもしれません。
昔は、相手をよく見ず手が空いてそうな人に頼んでいました。
良い結果の時もあれば悪い時もあったのですが、だいたい悪い結果の場合、何も考えず「やらされたから終わらせました」というように取り組んだ人でした。
逆に、お願いして結果が出る人は、自分のことのようにしっかりと取り組んでくれる人。
当然後者の方が信頼されていくので、仕事量も増えていきます。結果としていつも忙しくしているのでした。

さて、少し話を飛躍させていきます。
忙しい人の中でも、いつも時間に追われている人と、常に余裕を持っている人がいませんか?
どちらも仕事に対しては全力投球しています。なのにこの違いはどこにあるのでしょうか?
その答えは、実は時間の使い方にあるのでした。
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いつもせかせかと慌ただしいAさん。基本的に優しく面倒見がいいので、みんなから慕われ、また頼られています。
少しでも困った人を見かけたら、すぐに飛んで行き「どうしたの?なんかあった?」と声をかけています。
先ほども頼まれたことをやっている途中で、隣にいた人に声をかけているのでした。「どうしたの?それ、確かに難しいよね。かしてみて!ほら、こうやればいいのよ。」
面倒見のいいAさんは、親切にしたことでいい気分。手伝ってくれた隣の人も喜んでいたのでした。

一方、とにかく仕事が早いBさんも、よく仕事を頼まれます。先ほども上司に何やら頼まれたようで、一生懸命仕事をしているようでした。
そこへ、同僚がやってきて、「この資料、来週早々に必要だって言われちゃって、手伝ってくれないかな?」と、いつものようにお願いされています。
しかし、Bさんは「ごめん、今上司に頼まれた仕事をやってるから、それ終わってからでもいい?」と答えたのでした。
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AさんとBさんの違い、どこにあるかわかりますか?
Bさんが同僚に頼まれた仕事、多分Aさんだったらその場で手伝っちゃうでしょうね。その結果、上司から頼まれていた仕事と重なり、Aさん自身がバタバタと忙しくなってしまうでしょう。
その点Bさんは、一つのことに集中して仕事をしています。なので上司の仕事もすぐに終わらせ、余裕を持って自分の仕事をやってから、休みを経て同僚の仕事に取り掛かるはずです。

何が言いたいか、もうわかりますよね?
時間を有効に使うコツは、大きく2つ。
◎やる気が出てる時間を多くつくる◎無駄なことをしている時間を無くす

人からのお願いに対して、あなたはどのように対応しているでしょうか。一度見直すことをお勧めします!

■【今日の質問】
「仕事、一つのことに集中して取り組んでいますか?」

■【今日の名言】
「一生のもっとも優れた使い方は、それより長く残るもののために費やすことだ。」(ウィルアム・ジェームズ|心理学者)

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【今日の「ヒント」】
時間を有効活用するコツ。
・本気を出す・無駄を省く
それがしっかりできるよう、今一度見直してみるといい。

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