ある人には見えるものが、別の人には全く見えない。世の中にはそんな不思議な事象が、当たり前のように存在しています。
例えば、マクドナルド。店舗にある看板のロゴについて、詳しく教えてもらってもいいですか?
これは簡単でしたかね?Mの太さは別として、赤色の背景に黄色い文字でかけましたでしょうか。
後2つ、質問しますね!
日本の代表的なアニメで、のび太くんと一緒に活躍している猫型ロボットの名前は何ですか?
当たり前過ぎてバカにするなという声が聞こえてきそうですが、ひらがなとカタカナが混ざっているのはご存知でしたか?
最後に、検索サイトで有名なヤフーを英語で書いてみてください。答えは、各自で確認してみてください。
ちゃんと、大文字になっていましたか?
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どれも普段から気にしている人は、何言ってるんだ?というくらい簡単だったと思います。
あまり関心がない方や、普段の生活において関係ない方などは、全くわからなかったというより、どうでもいいと感じたかもしれませんね(笑)
冒頭に挙げた見えない世界があるというのは、実はこういうことなんです。
人は、関心を持っていないことや、「絶対こうだ」と思い込み過ぎてしまうと、意外なことに見ていないのと同じ状況になるのです。
裏を返せば、人に見えないものを見るようにするためには、次のことを意識すればいいということになります。
・関心を持つ・思い込まない(先入観を疑う)
外部で人と会った際、すごいなと思う方々の多くは、本当に幅広い見識をお持ちです。話していても話題が尽きないどころか、次から次から新しい情報を提供してくれ、学びたくなる話が尽きないのです。
詳しくお話を聞くと、全く興味がなかったことこそ、積極的に関心を持って本なりセミナーなり、直接お話を伺ったりするしているそう。
すると、最初は全くの無知から興味を感じていなかったことがわかり、次第に少しずつ目に飛び込んでくるようになり、興味を持ち始めるのだとか。
気になれば自分で確認するようになり、徐々に知識として蓄えられていったんですね!
簡単に表すと、
関心→疑問→仮説→検証
という流れにすることで、見えなかったものが見えるようになったのです。
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この過程では、考える癖をつけるいい訓練になります。
まずは疑問に思ったことの理由を考えてみます。それが仮説。仮説は見る力のきっかけになり、関心の幅を広げることにつながるのです。
ぜひ、深く物事を考える習慣をつけていきましょう。大事なことは、常日頃から強く切望し、切羽詰まっているくらいの気持ちで情報を必要としているかどうか。
本気で問題を解決するような経験をたくさんすることで、そもそも問題を発見する力がつくものです。
中途半端に考えるのではなく、とことん徹底的に思考を深めてみましょう。
最初は難しいかもしれませんが、脳に汗をかくぐらい思考する習慣を身につけておくことで、見えなかったものがたくさん見えるようになります。
こうして見えないものが見えるようになると、人に対しても見た目の変化や、心や体の調子の良し悪しがわかってきます。
見えないものを見えるようにして、あなたの大切な人の変化、いち早く気付いてあげてくださいね!
■【今日の質問】
「そこには何が見えていますか?」
■【今日の名言】
「個性は安らぎや静けさの中で生まれるものではありません。試練や苦しみを経験することでのみ、魂が鍛えられ、洞察力が研ぎ澄まされ、野心が鼓舞され、成功が手に入るのです。」(ヘレン・ケラー|)
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【今日の「ヒント」】
同じものでも、見えるものと見えないものがある。しかしそれは、関心があるかどうかの違いだけ。
関心は、見識を広めたいという欲を持ち、興味を抱きつつ、なぜという疑問をぶつけることで強くなっていく。
その疑問により、仮説が生まれ、疑問を解いていくことで、検証となる。
関心→疑問→仮説→検証
日頃から脳を動かし、上の流れに沿って思考を深める習慣をつけよう。いつか同じものに対して、見える人になれるはずだ。
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