こつこつ成長論

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裏側も見てみる

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最近は、コト消費の傾向があると言われています。
例えば飲食店であれば、今までは食べることがメインでした。しかし、ワタミがHISと組んで、外国人観光客にそば打ち体験をやった後に食事をする、そんなツアーを行うなど、自分で行う「経験」を取り入れたものが賑わいを見せています。
きっとSNSが当たり前の世の中になり、文字で経験を語る時代から写真を撮ってアップする文化に変わり、最近は動画とも合わせて、友達や世界中の方々にお知らせすることが、旅行や飲食をする上でルーティン化されてきているのでしょう。

なので、大袈裟なほどド派手なパフォーマンスを取り入れることで、お客さまが写真を撮りやすい環境を作り、SNSを活用してお店の存在を拡大する仕掛けをしている飲食店もあるほどです。

そんな飲食店ですが、コミュニティの場としても見直されています。
いくらネットが普及したとはいえ、同じ趣味の人が集まる場はやはり大切なんです。
いわゆるオフ会として居酒屋で集まるのもありなのですが、初めから飲食店側から趣味の内容を提案しておくことで、お客さまからしても使いやすいお店になるんですね。

そこで考えたいことが、表側だけを見ないようにすることなのです。
例えば、僕は読書が大好きなのですが、読書好きを集めたコミュニティを開きたいとします。
普通に考えると、本をテーマにして集まるようにします。それは、同じ本をベースにしてみんなで語るのか、個々の好きな本を語っていくのか。
同じ著者でも良いかもしれません。
それはそれで盛り上がるし勉強になるので楽しいのですが、例えば「美味しんぼの中の◯◯という料理を食べる会」と、主宰する飲食店側の視点で考えてみると、一風変わった面白い企画が出来上がります。
ちなみに美味しんぼとは、超有名な料理家とその息子を中心に、ハイレベルな知識と技術をいかして、世界中の本物の料理だけを紹介していく、読んでいるとよだれが止まらなくなる漫画なのです!
▼『美味しんぼ』https://amzn.to/34nKpjn

他にも、節分というイベントは、日本の伝統的な文化。
2月3日近くになると、スーパーには鬼の面と大豆が並び、コンビニでも恵方巻が告知され始めます。
昔は毎朝豆まきをやったものですが、今では多くの家庭で行われていないのではないでしょうか。
このイベントを逆手にとって、お店で鬼役を作って豆まき体験をしてもらうのも楽しそうです。また、大豆を使ったレシピコンテストなんかも、興味深い料理ができそうですよね!

このように、あるものを一方から見るのではなく、異なった方向から見てみることで、ヒントは出てくるものなのです。
必ずモノには裏と表が存在しています。
一つの事象に対して、賛成する人もいれば、反対する人がいるのと一緒。じっくり考えることで、必ず二つ以上の側面があることに気づくでしょう。

思考を巡らせる際は、表側だけでなく、必ず裏側も見る習慣を身につけてくださいね!

■【今日の質問】
「180度違った発想、していますか?」

■【今日の名言】
「コインには裏側がある、物事には別の見方があるとわかる。」(スティーブ・ジョブズ|実業家)

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【今日の「ヒント」】
ものを考える時は、必ず裏側も見るようにしよう。
やり方は簡単。一つのことを考えたら、それと真逆の事象を考えてみればいい。
こうして、物事に対して二つ以上のことを考える癖を身につけると、幅広いアイディアを思い浮かべられる、発想力豊かな人になれますよ!

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