僕は一緒に働く社員はもちろん、パートさんやアルバイトの子たちに対して、いつも「仲間」という表現を使っています。
そのままの名称でもいいんですけど、せっかく縁があって、一つの目標に向かって一緒に頑張ってるんですから、グッと距離を縮めたいですよね。
実際に距離を縮めるとセクハラと言われそうなので(汗)、せめて心の距離として連帯感を出すべく仲間をとして意識しています。
仲間という表現、使い始めたのは長になって2年目あたりから。
新人を採用する時に「一緒に働く仲間こそ気を使って欲しい」とか、「みんな仲間だから、自分だけで抱え込まないように」などと話し始めました。
それと同時に、すでにいるベテランスタッフたちにも、「お客様への気遣いも大切だけど、一緒に働く仲間にこそ思いやりの精神でやっていこう」と話していきました。
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もちろん僕自身も変わらなければいけません。
トップとして上から目線の指示ではなく、実際に働いているみんなからの声から新しいことをやったり、思いついたことをベテランに相談してから実行してみたり。
悩んでいるスタッフがいたら、「様子がいつもと違うけど、大丈夫?よかったら話聞くよ?無理にとは言わないけどね!」と率先して話しかけていました。
教育でも、まずはやらせてみる。失敗したとしても、決して責めない。むしろ、自分はもちろんみんなが全力でフォローをしてくれるという、お店全体に安心感がある雰囲気を作っていきました。
その結果、恐れるものがなくなるので、みんなが積極的にやってくれるように!自然と笑顔が出るサービスができるようになり、お客様からも喜ばれるようになりました。
当然売上は大きく上昇し、会社の発展に貢献。長としての僕も責務をまっとうできたのでした(笑)
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会社で一緒に働いている人たちに対して、どのように考えるかは自由です。
僕個人としては、仕事もできるだけ楽しく行いたい。でも、いざという時には個々がレベルの高い能力を発揮しながら、チーム全体の総合力で対応できる。そんな組織が最高だと考えています。
人間ですから、46時中全力を発揮するなんて不可能。
基本的にはリラックスした状態で楽しく過ごしつつ、一日に数回来るであろういざという時に、個々では100%の力を出し、チーム全体で120%の力を発揮する。
そんな組織があったとしたら、強いと思いませんか?
そのために、一緒に働くみんなのことを、大切な仲間だと意識してみてください。
みんな大切な人だからこそ、相談に乗る時も、無理強いをせず、相手に拒否してもいいんだよという選択肢を与えてあげるといい。
自分で決めず、みんなの声を聞きましょう。
何より、積極的にできるような安心感のある雰囲気を作ってあげてください。
きっと仲間と意識するだけで、自然とみんながやる気になる環境が作れますよ!
■【今日の質問】
「あなたにとって、仲間と呼べる人は誰ですか?」
■【今日の名言】
「自分の前に敵がいっぱいあらわれた時は、振り返ってみよ。味方がいっぱいいるものだ。」(生田 長江|社会評論家)
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【今日の「ヒント」】
会社で一緒に働いている人たちのことを、仲間と呼ぶべきだ。
大切な人と思うことで、自然と意識が向き、思いやりが生まれるからだ。
安心できる仲間に囲まれた環境では、自然とやる気が湧いてくるもの。
早速今日から、職場のみんなを仲間として見てみよう!
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