昨日は知識を得るメリットについてお話ししました。
今日は、そんな知識をうまく利用することを提案してみたいと思います。
本を読んだり、人から話を聞いた中で、「これはすごい!」と思ったことって試したくなりませんか?
また、何かをしている時に、他のことでも役立つヒントになることを閃いたことはありませんか?
実は、この願望や閃きが成長に役立つんです!
例えば、お客様に喜んでもらえそうなネタがあれば、自分のお店流にアレンジして、試してみたり。
家で掃除をしている時に電源コードの位置が気になったとして、職場で使っているパソコンの電源コードの位置を変更してみたり。
ちょっとしたことでも、閃いたことを実際の場で活用してみることで、新しいヒントが浮かんでくる場合がありますし、間違いなく何かしら次に生かされるようになります。
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これは、脳の性質を上手く活かしたやり方だからなんです。
脳には短期記憶と長期記憶があり、それらを引き出すことで実際に活かすことができます。
短期記憶は15秒程度で3割、1時間で半分、1日で7割は忘れてしまうと言われています。
しかし、繰り返し見直すことで、その記憶は定着していき、長期記憶へと移行されやすくなります。
一方、長期記憶はほぼ一生忘れることはありません。ただ、記憶されていることを忘れてしまうため、それを引き出すきっかけがあると、いつでも使える記憶となります。
そこで、興味を抱いた方法を実際に試すことで、
・繰り返しにより短期記憶から長期記憶として定着できる・実際に試すことで長期記憶から引き出すきっかけとなる
と、うまく学んだ記憶を活かせるようになるんですね!
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この記憶の定着とひらめく力という2つの能力をうまく使うことで、知識が仕事や実生活で役立ちます。
つまり、本や他の人、普段過ごしている場面から学んだことを、別の機会でチャレンジしてみる。
さらにそこで出てきた課題や改善点を、次の場面で再チャレンジしてみる。
そんな風に繰り返していくことで、新しい技というか、知識が実務で活かされるようになってきます。
これが繰り返しによる記憶の定着となり、忘れない長期記憶へと変わり、覚えるまでの行動がきっかけとなって、すぐに思い出す仕組みになるのです。
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わかりにくい説明になってしまいましたが、まずは普段の活動で役立つと思われるヒントを見つけてください。
そして、他の場面でどんどん実践していって、自分を磨いて成長していきましょうね!
■【今日の質問】
「学んだこと、実践していますか?」
■【今日の名言】
「知識は、実践されないと価値がない。」(アントン・チェーホフ|劇作家)
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【今日の「ヒント」】
知識をうまく活かすためには、「これ使えるかも!?」と感じたことを、他の場面で試してみると良いです。
学んだことをただ蓄えるだけじゃなく、実際に活用してみることで、自分の技術として定着しますし、さらに良いものとして向上していくからです。
日頃から感度を高くして学んでいき、勇気を持ってチャレンジしていきましょう!
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