いよいよ心理学を本格的に学び始めました。まず初めに驚いたのは、学問に古い新しいがあることでした。
先生である衛藤さんが最初勉強していたことが、昔からある古典的な心理学だったそう。
トラウマなど過去に体験したことを分析することで、現在の心の状態を改善していく方法でした。
しかし、現代の心理学は、どちらかというと前に進むために、今何をするかということが重要視されています。
そのため、豊富なデータを取るべく様々な心理テストを行いながら、現状を知った上でどのように感じ、考え、行動していくかを探っていくのです。
ちなみに衛藤先生は書籍を何冊も出されている有名な方で、顧問している企業も大企業ばかり30社ほどお持ちだそうです。
さらにその教え子たちもそうそうたるメンバーばかり。ベストセラー作家のひすいこたろうさんや、魔法の質問で有名なマツダミヒロさんなど、名前を聞いたことがある人が多く、セミナールームの壁には、卒業生たちの本で埋め尽くされていました!
さて、この衛藤流心理学は、まさにコーチングと一緒!
人の心を掴みつつ元気を付けてもらい、幸せになるべく行動してもらう。
これこそまさに僕が求めているものでした!
今日はそんな授業の中で学んだ一つを、さらに深掘りしていこうと思います。
◆
仕事でも子育てでも、プライベートの中でも、怒りという感情は多くの方が感じるものではないでしょうか。
もしくは、怒りというものに直面していると思います。
・仕事で失敗してしまい、上司に怒られる。・言うことを聞かない子供に叱る。・文句ばかり言う旦那に腹を立てる。・遅刻してきた友達が許せない。・宝くじが当たった近所の人をねたむ。
普通に生活しているだけで、きっと何かしら怒りの感情に遭遇することでしょう。
いったいなぜこれだけたくさんの怒りがわいてくるのでしょうか?
少し時間をとって、皆さまも怒りの場面を想像しながら考えてみてください!
◆
何となくわかりましたでしょうか?
その答えとは、「期待」なんです。
始めに、相手に対して期待をしているから、その期待を裏切られたショックで心が負の感情に支配されてしまうんですね。。
では、何か良い対応策はあるのでしょうか?
もちろんあります。怒りが込み上がってくる仕組みを知れば、自分でコントロールが可能になるんです!
何かに対してイラッとしたら、その事象に対して期待していることは何か探してみてください。
すると、「ああ、私はこんな期待をしているから怒りの感情がわいてきたんだな」と、客観的に見ることができるようになり、自然と気持ちが落ち着いてくるだけでなく、冷静な対応ができるようになります。
怒りっぽい人は少し訓練が必要かもしれませんが、自分の中に対処方法を知っておくだけで、以前と違う自分の存在に気づくことでしょう。
◆
どうか怒りの裏には期待があることを覚えておき、そんな場面に遭遇した際には、思い出して対応して欲しいと思います!
■【今日の質問】
「怒りの感情、そのまま表に出していませんか?」
■【今日の名言】
「何かにつけて憤怒をいだくうちは自己を制御していない。すべての悪に対しては、平静な抵抗が最高の勝利をおさめる。」(カール・ヒルティ|文筆家)
○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○
【今日の「ヒント」】
怒りは、期待しているからわいてくる感情です。
もし何も感じていなければ、そもそも怒りの感情などわいてくるはずがありません。
ぜひその事実を理解して、自分をうまくコントロールできるよう、日々意識してみてくださいね!
心を動かせば成長が加速するって知ってる?
やる気は心の状態に左右されます。 感動する時、人は無になれるんです! ゼロになれば、プラスのことが吸収されやすいですよね。 そんな効果のあるメルマガを毎日お届けしています! ⇒詳細はこちら