(イメージ:pixabay)
先日のお休みで、ついにずっと夢見ていたことが実現しました!
それは、子供が所属する野球チームでコーチをすること。
本来であれば毎週ちゃんと参加したいのですが、
仕事柄週末に必ず休みことは不可能。
そこでチャンスをずっと狙っていて、ようやく実現したのです。
と、いきなりこんな話をしてもなんのこっちゃだと思いますので、
今日の主人公、Tさんに登場してもらいます。
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Tさんは幼少期、非常に体の弱い子でした。
常に青白い顔をしていて、季節の変わり目には必ずといっていいほど風邪をひく始末。
幼稚園の頃には気管支炎が悪化し、肺炎で入院してしまうほど。
小学校に入っても顔色が悪く、毎朝お腹が痛くなってしまうため、
正露丸を毎日飲んで学校に行ってました。
そんな弱い息子を見かねたのか、Tさんの両親は少年野球チームに入れることを決意。
小学校4年生になった時、仲の良かった近所の子と一緒に入部したのでした。
当時自営業で時間の融通がきくこともあり、Tさんと一緒にコーチとしてお父さんも参加。
それから毎週末、親子で練習に参加するようになったのです。
実際にお父さんが教えるチームは、Tさんより一つ上の学年。
そのため同じグランド内でもやることは別でした。
でも、家から行き帰りも一緒で、時折個別に教えてもらうことに、
嫌な時も多かったですが、どこか安心感もあり、幼い頃の記憶に強く残っていたのです。
そして、小学生を卒業する頃には、青白かった顔は日焼けで黒くなるほど。
身長や体格も大学生と間違われるほど大きくなり、
ひ弱だったT少年はどこかに行ってしまい、両親の作戦は見事に成功したのでした。
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10年ほどが経ち、Tさんの会社に野球チームがあることがわかると、すぐに申し込みました。
なんと甲子園に出たことがある人もいて、まあまあ強いチームの中、
毎週末楽しく過ごしていたのです。
それからさらに10年後、会社のオリエンテーリングでソフトボール大会が催されると、
経験者として活躍したTさん。
少年野球での経験が活かされ、なんだかんだと野球に携わってきたTさんは、
所々で他のチームメイトと夢の話をしていたのです。
その夢とは、子供とキャッチボールすること。
そして、できることなら少年野球をやらせて、そのチームでコーチをすることでした。
「僕が少年野球をやってきた当時の、父親の気持ちはどんなだったんだろう?」
そんな好奇心が心の中に芽生えたのでした。
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そんな最中長女が生まれ、長男も誕生。
自身の忙しさもあり、野球という夢は記憶から消えていたのです。
しかし、息子が小学生に入り、運動とはほど遠い丸く大きな体となってしまった時、
まさかのお願いが。
「お父さん、野球やってもいい?」
なんと、仲の良い同級生に誘われたのだそう。
どうせすぐ辞めると思っていたTさんの意思と反して、
毎週楽しく出かけていく息子に感化されたのか、
今度は1年生の双子が野球をやりたいと言い出しました。
これもすぐにやめるだろうと考えていたTさんは甘かった!
どんどんのめり込んでいき、結局入団することになったのです。
そこまでならと、ついに重い腰を上げ、野球の練習に参加してみたのでした。
まだまだルールすらままならない3人の息子ですが、
基礎練習を大切にするチームの方針で、かなりしんどそうな地味な練習も、
一生懸命こなしていく姿を見て、とても誇らしく感じたTさん。
これからの息子たちの成長が楽しみになったのでした。
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なんだか回りくどい言い方ですみません。。
Tさんはもちろん僕のこと。
こんな過去から、今回の夢実現につながったのです!
皆さまも夢はありませんか?
僕のような小さなことでもいい。
まずは実際に夢が叶ったと思うことが大切です。
ぜひ過去を思い出して、やりたかったことを思い出してみてくださいね!
■【今日の質問】
「あなたの夢は何ですか?」
■【今日の名言】
「あなたにできること、あるいはできると夢見ていることがあれば、
今すぐ始めなさい。
向こう見ずは天才であり、力であり、魔法です」
(ゲーテ|詩人)
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【今日の「ヒント」】
人生を過ごしていれば、やりたいことの一つや二つはあるはずだ。
どんなに些細なことでもいい、
そういった想いを大切にして、
実現していこう。
それが豊かな人生につながるから。
心を動かせば成長が加速するって知ってる?
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