こつこつ成長論

心理カウンセラー高橋ひでが、心を動かすストーリーをお届け!未来をデザインする自己成長をお手伝いします!

生き方 自己成長

血糖値対策

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(イメージ:pixabay)

皆さま、自分が健康だって自信を持って言えますか?

僕は年齢も年齢なので、職場でよく「高橋さんは元気ですか?」と聞かれます。
ただでさえ疲れやすい環境で、年甲斐もなく動き回っているからこそだとは思いますが、
その時決まって「元気です!」と大きな声で答えるようにしています(笑)

とはいえ、個人的にかなり健康への意識を高め、行動しているからこそ、
自信を持ってそう答えられるんですけどね。

ちなみに実際行なっていることとして、

・毎日5分程度のストレッチ
・週1、2回筋トレ
・週1、2回程度のヨガ
・週1、2回5〜7km程度のランニング
・毎日1万歩以上の歩行

と、結構本格的に体を動かしています。

ただ、食生活が全くダメ。

日頃からよく動くため、どんどんやせていきました。
なんと年末からたった4ヶ月で8kgも体重が減ってしまったのです。

ちょうどダイエットをしていたのもあり、それはそれで嬉しかったのですし、
さらに体重が落ちていく傾向があったので、少し食べる量を増やしました。

その結果朝パン1枚が2枚へ、お昼もおにぎりやパンをさらに1個増やし、
夜もがっつり食べるように。
もちろんお酒も飲みます。

食後には必ずアイスやお菓子なども食べて口直し。

仕事柄夜ご飯は24時頃になるのですが、その時間は悪魔の時間。
ただただ糖質や脂質が体に吸収される時間だったのです。

メルマガでも紹介しましたが、3年ほど前に健康診断で血糖値の項目がC判定となりました。
そのおかげで保健師の方と面談し、半年間の対策を計画したのです。

いったいなぜ引っかかってしまったのか。

その理由とし次の3つが挙げられます。

・遺伝
・体重の増加
・糖質摂取の増加

健康診断の問診票では、親がどうかという質問が必ずありますが、
重たい病気における遺伝は、ある意味仕方のないこと。

しかし、自分ではどうしようもないことかもしれません。
ただ、遺伝はなりやすいというだけで努力すれば解決できます。

この理由は、むしろ親や祖父母がどうだったか知ることで、
日頃の特に食生活への意識を高められる、絶好のチャンスになるんですね。

体重はまさに自分自身の問題。

メタボリックシンドロームという言葉が出て久しいですが、
数年前に行った保健師との問診でも、お腹周りの話から、
具体的な減量目標を設定しました。

やはり肥満は血糖値が上がる1番の原因のようです。

ここで細かい話をすると、ダイエットに関しての話につながってしまうので今は割愛しますが、
シンプルな考え方としては

摂取カロリー<消費カロリー

となれば確実に痩せます。

運動をして、食べる量を減らす。
この言葉を実践すれば、確実にやせられるのです。
まあ、それが一番大変なんですけどねー(笑)

(イメージ:pixabay)

さて、いよいよ最後の糖質摂取についてお伝えします。

と、その前に改めてなぜ血糖値の対策をしなければいけないのか、お話ししようと思います。

血糖値が高くなると、糖尿病につながってきます。

もう十数年前の話になるのですが、僕の友人Oが緊急入院しました。
仕事中に倒れたらしく、すぐに病院へ連れて行かれたところ、
なんと血糖値が400を超えていたそうです。

僕が数年前健康診断でC判定が出た時の数値が101。
なんとOは4倍以上の数値が出ていたのです。

体が悲鳴をあげ、限界を超えてしまったのでしょう。
食生活の改善も含め、安定するまで病院で過ごすことになったのです。

Oはその後無事退院したものの、20代の若さで糖尿病になってしまい、
今も食生活を意識しながら過ごしています。

僕の母も糖尿病。
メルマガでも何度か紹介していますが、食生活が乱れてくると、
すぐに糖尿病は牙を剥いてきます。

数年前のこと。
悩み事が重なったのでしょう、食生活が乱れ、結局指を切断することになってしまいました。

その後も目を手術したり、耳に影響が出たり。

糖尿病の恐ろしさはそれ自体にあらず。
僕の母のように、体のあちこちに異変が出てきて、
指の切断などもう2度と戻ってこないような状況にまで陥ってしまうのです。

しかし、70代の母は変わらず元気に過ごしています。
もともと明るい性格だからか、今では体の異変にも慣れ、
なんだか毎日が楽しそう。

今後自分が重たい病気になった時も、そういった所は見習いたいものです。

少し話がそれてしまいましたが、いよいよ最後の糖質摂取の増加についてお話ししていきます。

もともと運動を行なっていたため、糖分が高くなるなんてあり得ないと思い込んでいたのですが、
その思い込みは全く関係ないことを身をもって痛感しました。

約8年ほど前でしょうか、やはり健康診断で中性脂肪の数値が高くなり、注意されたことがありました。
といっても判定はBだったので面談とまではいきませんでしたが、
他の数値が全てA判定だったので、注意喚起されたのです。

当時糖質はまったく問題なかったのですが、中性脂肪を下げるために運動強化。
そして、朝食を食べずに走り、その後ドカ食いする習慣が身に付いてしまいました。

時々お腹が空いてはお菓子をドカ食い。
忙しい時は炭酸ジュースでお腹を満たす。

こんな生活をすること数年。

おかげで中性脂肪はの数値は半分以下にまで減少しました。
しかし、逆に血糖値が上昇!
健康診断でC判定が出るまでになったのです。

と、ここで脂肪エネルギーと糖質エネルギーの話をシンプルに説明します。
まず勝手に作った公式から。

◎糖質→脂質

これは、誤解を恐れずに行ってしまえば、体のエネルギーに変わる順番に関わってきます。
体を動かすエネルギーとして、まずは糖質が使われ、その後脂質が使われます。

もちろん細かい話はたくさん存在しますが、ダイエットをする上でもこの順番をよく理解しておくといいです。

ダイエットでもよく比べられるこの2つ。
いわゆるカロリーというのは脂肪であり、糖質ダイエットというのは、文字通り糖質を抑えたダイエットのこと。

非常にわかりにくいこの2つのダイエット方法の違いですが、
上のシンプルな理屈だけ覚えておくと、うまく使い分けられるのではないでしょうか。

結局カロリーが減れば痩せます。
これは昨日お話しした超シンプルな公式の通り。

◎摂取カロリー<消費カロリー

覚えてますかね?

つまり、カロリーを減らすためには、まず糖質を減らさなければならないのです。
言い方を変えるなら、糖質という壁を無くさない限り、脂質が減らないのです。

だから糖質ダイエット手法が誕生したのではないか、と推測しています。

ここで冒頭の話を思い出してください。

僕は中性脂肪を落とすために運動をし、食べる量を減らしました。
しかし、空腹を満たすためにお菓子や炭酸飲料をたくさん摂取したのです。

もちろんお菓子はカロリーが高いので太りやすい。
でも、食事自体の量はかなり減りました。

まさに摂取<消費の公式があてはまり、脂質である中性脂肪は劇的に減少したんですね。

しかしその代償として、糖分の取りすぎが発生し、血糖値の上昇を招いてしまいました。

まずは糖質と脂質に関する2つの公式、覚えていますでしょうか。

◎摂取カロリー<消費カロリー
◎糖質→脂質

この公式をうまく活用したダイエットの話をしてきました。

話が複雑になってしまいわかりにくくなったので、改めてまとめると

・ダイエットの本質は脂質を減らすこと
・そのために糖質の摂取を抑えることが有効
・食事の量を減らし、運動量を増やせば勝手に痩せる
・糖質ダイエットは体重減少の効率を高める

以上のようになります。

つまり、糖質摂取を意識しながら食べる量を減らし、運動量を増やせば、
勝手に体重が減り、体も引き締まるため、ダイエットが成功するのです。

ちなみに僕はそれぞれ別のやり方で、この理屈を活用して過去に3回ダイエットに成功しています。

いずれも4ヶ月程度で8〜9kgの体重減。
強い意志は最初だけで、なんというか勝手にどんどん体重が減っていく状況になるのです。

もし興味がある方は、直接お問い合わせくださいね!
https://5252hide.com/form/

(イメージ:pixabay)

さて、話を続けます。

僕は中性脂肪が高くなった際行った、食事制限と運動で中性脂肪が減少した結果、
成功したと思いこんでしまいました。

結局その後もお腹をすかした状態でランニングを行い、
食事やらお菓子をバカ食いするという習慣を続けてしまったのです。

しかし、ここに大きな大きな落とし穴が。

それが血糖値の急上昇と急降下です。

血糖値は常に安定している方がいいのです。
急激な上昇はそれだけで体に負荷をかけてしまいます。

お腹をすかした状態は、低血糖。
さらにランニングを行うことで、体はスポンジのような状態に。

そこへ急激に食事を体内に入れることで、スポンジ化した体は特に糖分を吸収。
さらに蓄積してしまったのです。

ところで、血糖値の上昇ってどんな状態かわかりますか?

少し話は変わりますが、排水溝ってたまに詰まったりしませんか?
あの原因って、徐々に老廃物(ヘドロ)が菅の内側に溜まっていって、
管自体が狭くなってしまうからなんですよね。

血管も同じことが起こっていて、糖質を多く取りすぎてしまうと、
徐々に血管の内部に糖の塊が付着していくんです。

血糖値が1、2ヶ月前の体の状態だと言われているのはそういった理由から。
つまり、1、2ヶ月前から摂取し続け固まっていった糖質の量を測っているからなのです。

ある程度付着した状態だと、血管の所々が詰まりやすい状態になっています。
そこへ急激に血糖値が上がったら。

付着した部分にさらに余分な糖質が付着し、血栓という形で血管を塞ぎ、
最悪の場合意識がなくなるという結果につながるのです。

場所によっては血液が通らなくなり、切断したり。
機能しなくなったりといった恐ろしい状況につながっていく。

これが糖尿病の真の恐ろしさなのです。

長々と説明してきましたが、結局のところ血糖値対策としては次の通り。

・糖質を抑える
・体重を増やさない
・血糖値を安定させる

この3点さえ意識すれば良いのです。

ここでの注意点は、僕のように体重を減らせば良いというだけではダメ。
バランスよく糖質を抑えながら、必ず食事をして血糖値の急上昇を抑えること。

これこそが最も大切なことなのです。

太った人が糖尿病になりやすいのは事実。
しかし、僕はずっと運動をして痩せている人も糖尿病になるんだと言われ続けていました。

その意味がわからないまま過ごしてしまい、結局健康診断でC判定が出る羽目に。

どうか、皆さまもそうならないために、
改めて血糖値に注視しながら食生活を見直してくださいね!

■【今日の質問】

「血糖値は高くないですか?」

■【今日の名言】

「細かく考えすぎたらその場から動けないし、
だいたい動いているだけでは目的地につくことはできない」
(羽生善治|将棋棋士)

○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○

【今日の「ヒント」】

安心して毎日を過ごすためにも、
血糖値は気にした方がいい。

まずは親が糖尿病でないか、そして自身が太りすぎていないか。

気にかける所から始めよう。

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