2日間にわたり、マズローの5段階欲求についてお話ししています。
今日もそれに関わるお話なのですが、もう少しだけお付き合いください。
マズローの5段階、それは
第五段階：自己実現欲求第四段階：承認欲求第三段階：社会的欲求第二段階：安全欲求第一段階：生理的欲求
というものでした。
実は、最後の段階である自己実現を超えた欲求が存在するって、ご存知でしたか？
厳密にいうと、それは欲求ではないかもしれません。
なぜなら、誰もが望めば成れるというものではないからです。
自己超越。
自分でも知らない間に多くの人に影響を与えている、みんなの見本であり、尊敬を集めている、偉大な人と言える方々のみ、到達できる領域になります。
例えば超エリートであるスポーツ選手。
プロ野球選手のイチローや、サッカーのキングカズこと三浦知良なども、その領域ではないでしょうか。
本人は一生懸命黙々と努力を続けてきました。
その結果、誰もが認めるスーパー選手となり、小さい子供から現役のプロ選手だけでなく、普通の人たちにまで、幅広く影響を与える存在となっています。
彼らはプロとして、見に来てくれたお客様に喜んでもらえるよう、常に最高のパフォーマンスを出す努力をし続けていました。
なので結果にこだわり、一切の妥協をせず仕事一筋の生活をするなど、影に表に人知れず苦労をたくさんしてきたと思います。
こうして、きっと多くの人からは「すごい人」として目に移り、尊敬や憧れとしての存在になることができたのでしょう。
こういった人は、何も世界的に有名な人だけではありません。もしかしたら身近に該当する人がいるかもしれませんよ。
それは、周囲の人に影響を与える人こそ、自己超越した方と言えるからです。
◆
こういった人になるためには、どうしていけばいいのでしょうか。
とりあえず「認めてもらいたい」だけの人になってはダメ。それは昨日お話しした通りです。
また、仕事一筋だけでも実現は難しいでしょう。
まずは自己実現欲求ができるように、周囲の人が満足する、そんな生き方を心がけてください。
どうすればみんなが喜んでくれるのか。自分は今何をするべきなのか。
しっかり考え、正しい判断をし続けて、みんなの役に立つ。
ただひたすらそれだけを追求していくことで、次第に応援の声が出始め、自己実現が近づいてくるのです。
しかし、そこで満足してはダメ。いや、自己実現しつつある自分に気づいてはいけません。
どんな状況でも、ただガムシャラに、謙虚に上を向いて突き進み続ける。
だからこそ、いつのまにか自分がイメージしている理想を超えることができるんです！
◆
皆さまはこんな超人のようなこと、できますか？
愚直に人のために、人生をかけてやり続けることができますか？
きっと、気持ち次第、志次第で可能だと思います。
いつか決心をして、自己超越を目指しましょう！
■【今日の質問】
「誰かの役に立っていますか？」
■【今日の名言】
「人生はすべてが授業です。出会うものすべてが教師であり、あなたは永遠の生徒です。」（アブラハム・マズロー｜心理学者）
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【今日の「ヒント」】
マズローの5段階欲求には、もう一つ上の段階が存在する。
それは自己超越。
本人も自覚していない、周囲の人が自然とそのように思う。
そんな人智を超えた存在があることを知り、いつか到達できるように、決意してみてはいかがだろうか。
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