お正月休みを利用して、ずっと我慢していた『鬼滅の刃』を読みました。
思えば子供たちが騒ぎ始めて、アニメを見てから親の自分がドハマり。
コロナが騒がれる少し前の2020年冬に、本屋を5箇所とネットを駆使して当時発売されていた17巻までを一気に購入。
緊急事態宣言の間に一気読みし、先が気になったものの、その後最終巻が出るまで読むのを我慢してきたのです。
その後発売日ごとに買い続け、ようやく先月に最終巻を購入。
お正月に時間ができたので、改めて一気読みしました。
煉獄さんのシーンは映画を思い出させ、改めて涙が出そうになりました。また、物語の最後は評判通り超感動!改めて評価の高さを感じることができました。
年甲斐もなく何度も何度も見ては感動の嵐。
多くの方がその理由を書いているので今更感はありますが、今後チームを作っていくという大切な仕事を控えた僕にとって、上弦の鬼から鬼舞辻無惨までの戦いで見せた鬼殺隊の心の絆は、学ぶべきことがたくさんありました。
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その戦いは、全23巻の内16巻から23巻を締めるという、非常に長いもの。
しかし、全体の話のスケールの大きさからいくと、「えっ?これで終わっちゃうの??」という驚きと寂しさを感じてしまいました。
この潔さも、もしかしたら人気に拍車をかけた理由の一つかもしれませんね。
すでにご存知の方ばかりかもしれませんが、簡単に話を復讐しておきます。
16巻で、ついに無惨が鬼殺隊を取りまとめている当主の産屋敷耀哉の居場所を突き止めます。しかしこれはもう時期命が終わってしまう当主の策略。
ここから鬼殺隊vs鬼の本格的な戦いが始まりました。
場所は無惨が作り出した「無限城」の中。前後左右がバラバラな、まさに異空間で、鬼殺隊の中でもトップクラスの「柱」と、鬼のトップクラスである上弦の鬼が激しく戦います。
いろいろな場所で同時に繰り広げられる激しい戦い。
何度も死地に足を踏み入れては、限界以上の力を新たに生み出して戦う柱たち。そこで命を落とす者もいれば、勝って他で戦っている仲間のもとへ駆けつける者も。
こうしてついにラスボスである鬼舞辻無惨と戦うのですが、この経緯で嫌というほど仲間との絆を見せつけてくれるのでした。
「誰かのためなら実力以上の力が出せる」
この本格的な戦いを始める前に、柱の一人が気づきます。そして、その考えが実は普通にみんなの中にあることがわかり、それぞれが覚醒していく様は、見ていて感動しか湧いてきません。
このまま命が燃え尽きるとわかっていて、あえて最後の力を振り絞っていく。みんなはその先に何があるかを知っていたから。
「想いは次に繋がっていく」
命をかけて作ってくれた環境に対して、その場を受け継いだ者は、新たな力を生み出して敵を倒す。
この繰り返しにより、増幅された想いが力となって、最終的に鬼舞辻無惨を倒すのでした。
最後の最後で主人公の炭治郎が窮地に陥ってしまいますが、それもみんなの大きな想いと、炭治郎本人のみんなを想う強い気持ちのおかげで、無事救出。
この、想いを繋ぐという場面の一つ一つが、胸に突き刺さってくるのでした。
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時代背景や状況、環境は全く異なるけれど、鬼殺隊はまさにチームづくりの理想だなと感じます。
チームみんなが他人のために動き、一つの想いを胸に、あらゆる場所で同じことを行う。
こんなことができる人をまずは育てると同時に、同じ気持ちになれる環境をつくる。
チーム作りにおいて、重要な学びをいただきました!
■【今日の質問】
「チーム内で共有している想いは同じですか?」
■【今日の名言】
「組織の和というのは、競争原理が働く実力主義でないと保てない」(原辰徳|プロ野球選手)
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【今日の「ヒント」】
人のために力を出せる人が集まり、全員が同じ想いで進んでいる。
そんなチームは必ず成功するのが必然だ。
なぜなら、みんなが共通で持っている目標を、誰かが成し遂げるために自分を犠牲にできるから。
現代において犠牲とまではいかなくとも、誰かのためになる行動を心がけるだけで、そのチームは格段と強くなるだろう。
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