皆さまの会社やお店、家もそうですかね。それぞれの場所ではコロナ対策をしっかり行っていますでしょうか。
うちは飲食店として、座席の間と向かい合わせの場所に透明のシートをぶら下げて、簡易的な壁を作っています。また、入店時にアルコール消毒と検温も行っています。
もちろん従業員は全員マスクを着用。働く前に検温し、体調の良し悪しも確認。不調な場合はそのまま帰宅してもらうこともあります。
手洗いも徹底。特に飲食店は、大腸菌など他の菌からも自身を守らなければいけませんので、1時間ごとに行っています。
また、アルコールスプレーでテーブルと椅子をふき揚げてからオープン。お客様が帰ってからも、最後は必ずアルコールスプレーで再度拭き直しています。
これらの対策を自治体に申請して「コロナ対策シール」をもらい、店内・店外に貼ることで安心感につなげています。
しかし、先日用事があって自分が他の飲食店に行った際、少し疑問に思いました。
そこは席の間に仕切りを用意するのではなく、使用する席を減らして距離を確保。あとは入り口にアルコールスプレーが置いてあるだけ。
店員さんはマスクを着用していたのですが、正直これでも対策としては十分なのかなと思いました。
そこで沸いた疑問。
「このお店に比べると、うちはかなり徹底して対策をしている。でも、お客様からしたらここの対策と対して変わらない印象を受けるな。」
そうなんです。
おそらくお店によって、対策はバラバラ。ガイドラインに基づいた対策はしているのですが、それぞれ各自が思うことを行っているのが現状なのです。
せっかく真剣に取り組んでいることなのに、独りよがりになっている。
ここで初めて気づいたのでした。
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お店では、来客を促進するためにチラシを出したり、広告を掲載したりと、必ず告知をしています。これはお客様に知ってもらうために必要な、当たり前ですがとても大切なこと。
新型コロナウイルスが発生してから、とにかく来客が減少してしまいました。そんな死活問題な状況にもかかわらず、真っ先にやるべき重要なことであるウイルス対策に関しては、なんとなく後手後手。
しかも、ただの決まり事であるかのように、対策シールを貼っただけで終わっていたのです。
これでは、せっかくの苦労も意味がなかったんですね。
◆
そこで、早速具体的な対応方法を書き、シールのそばに貼りました。
その効果があったのかはわかりませんが、その後来客が増加し続けています。
何より、入店してからやることが増えており、それが終わって案内されたお客様の目にシールドのような透明壁が飛び込んでくる。
そんな面倒なことばかりかけてしまっているにも関わらず、お客様は「さすが徹底してるなぁ」と感心してくれている声を多く聞くようになりました。
広告でお客様が欲しいと思うものを訴求することと同様に、もしまだなのであれば新型コロナウイルス対策も、何を行っているのか具体的にアピールしてみてはいかがでしょうか。
■【今日の質問】
「どんな新型コロナウイルスの対策をしていますか？」
■【今日の名言】
「やるかやらないかだ。試すなどない。」（マスター・ヨーダ｜スターウォーズキャラクター）
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【今日の「ヒント」】
お客様への告知は非常に重要だ。
来客促進の目的である広告などは当然として、今現在行っている新型コロナウイルスの対策にこそ必要なのだ。
もし何を行っているのか具体的に書いたものを張り出していないのであれば、至急実施した方が良さそうだ。
偶然かもしれないが、それを行って結果が出ているお店があるからだ。
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