日経新聞の一面に、『春秋』という欄があります。社会人になりたての頃、日経新聞の読み方という本を読んだときに必ず読むべき所として紹介されていた箇所です。
しかし、当時は何がいいのかわからず、そのうち読まない場所に。。
あれから20年以上経ち、社会人経験も豊富になった今は、その面白さがわかったような気がしています。
今では毎日読むのを楽しみにしている箇所なのですが、先日その中で響いた内容があったのでいつものように共有したいと思います。
これからの時代、ビジネスの世界において活躍するには、ソフトスキルが重要なのだそうです。
ソフトという言葉を聞くと、ついついコンピューターというか、ITというか、プログラミングというか、そっち系のイメージが湧いてしまうのは僕だけでしょうか。
しかし、今回の内容は違いました。
ここでいうソフトスキルとは・批判的思考力・コミュニケーション力・協調性
まさに僕が大好きな言葉ばかりだったんですね(笑)
これらは簡単に言うと、環境に適応し、柔軟に対処できる能力。
今の世の中、本当にスピードが早いです。社会人になりたての頃は10年ひと昔なんて言われていましたが、今は半分の5年どころか、3年ひと昔と言ってもいいかもしれません。
それぐらい変化が早く、さらに変化の幅も非常に大きい。
まさに激動と言ってもおかしくない現代だからこそ、上にあげた3つのソフトスキルが重要なのでしょう。
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せっかくなので、それぞれ深掘りしてみます。
批判的思考力とは、もちろん批判することではありません。どちらかというと、新しい発想を生み出す能力。
従来の慣習にとらわれず、「これを組み合わせたらどうなるだろう?」「もしかして今までのやり方が間違っているのかも!」などと、現状を批判的に見て、新しい発想で問題を解決していく力なんですね。
有名な著書『チーズはどこへ消えた?』ではないですが、変化に対して柔軟に対応することこそ、これからの時代必須になります。
またコミュニケーション力は、言わずもがなでしょう。
これはITが進む現代において、ますます苦手な方が増えたように感じます。人の気持ちを理解して、相手が楽しいと思うような人になる。
別に面白いことを言う必要はありません。ほんのちょっとだけ、相手が喜びそうなことをやってあげる。いわゆる気遣いを高めれば、例え言葉を出すのが苦手で口下手な人でも、自然とできるようになりますよ!
最後の協調性も、コミュニケーション能力と同じ。自己主張も時には重要ですが、相手が求めていることをしっかり理解できれば、自然と身につきます。
最初の練習としては、謙虚に話を聞き続けることから始めてみてください。
言いたいことをグッと我慢して、相手が8割話すところを自分は2割だけ発言する。しかもその2割は相手が話したことに対する返事だけにする。
これって結構難しくて、会話をしているとついつい自分のことを話したくなっちゃうものなんですが、それをしないで相手の話に対して賛同したり意見を述べる程度に留めるのです。
もちろん「はい」とか「そうですね」などの相槌だけではなく、きちんと文章にして返してくださいね!
コミュニケーション力と協調性は人間関係に必須となる、似た性質の力。どちらかを高めれば、自然と両方が身についてくると思います。くれぐれも「私が私が」とならず、謙虚に気遣いの心を持つことを忘れないでくださいね!
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世の中が激変していく中、半ば強制的に変化を求められているアフターコロナの時代に向けて、自分自身を成長させていきましょう!
■【今日の質問】
「自己成長、意識して実践していますか?」
■【今日の名言】
「己の中に眠る秘めた力を自ら放棄してしまう最大の理由は、自分には何の力もないと考えてしまうことです。」(アリス・ウォーカー|作家)
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【今日の「ヒント」】
アフターコロナの時代にこそ、3つのソフトスキルが重要になる。
・批判的思考力・コミュニケーション力・協調性
ITの世界が急速に発展してくるからこそ、ますます人とのつながりが重要な時代になる。
苦手意識を持たず、積極的にソフトスキルを磨いていくべきだ。
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