マネジメントを求められる立場になった時、いかに自分がやらずにみんなにやってもらうかを考え、実行してきました。
実際には仕事を自分でやる方が早い。しかし、組織という中では周りの成長にならず、ちゃんとできているかを確認する働き方がベストだと教わってきたからというのもあります。
そういった働き方は、慣れてくると非常に管理しやすく、また組織が成長していくために有効なやり方でした。
最初は反発も多くありました。「何でトップのあいつが何もやらないんだ!」そういった批判は直接耳に入らないものの、間接的に聞く機会が増えたものです。
しかし、そこで負けてはダメ。組織のために。みんなのために。
そんな気持ちで頑なにやり続けた結果、何よりみんなが成長していったのです。
そして実際100店舗ある中で1番の賞を頂くなど、みんなの力を集結し、一丸となって行えばかなりの結果にも繋がることも実証できました。
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しかし、このやり方の欠点は、非常に時間がかかること。さらに、新しい店舗を任された際、同じようにやってしまうと失敗する事がわかりました。
どういうことかというと、マネジメント重視のやり方をやった時は、・一つの店舗にずっといる・その店舗での経験が長く、ある程度信頼関係ができていたそんな理由から、ある程度反発があっても軌道修正していく事が容易でした。
一方、新しい店舗というのは信頼関係がありません。さらに、複数店舗を兼任する場合など、あまり一つのお店にいる時間が取れない環境になってからは、マネジメントすらできない状況に陥りました。
もちろん数字を見ての管理は可能でしたが、やはり現場に責任を負い、しっかりと仕切る人がいなければ、途端に組織の成長スピードが落ちてしまうのでした。
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人というのは、結局目の前で頑張っている人、すごいと思える人にしかついていきません。
過去にどれだけ素晴らしい結果を残したとしても、数々の実績を持っていたとしても、自分の目の前ですごいと思える行動をしていなければ、誰も見向きもしないのです。
なので、新しい環境にリーダーとして着任したら、まずは自身で計画を立て、方向性を示し、仮説を打ち出して実践してみましょう。
ここで周りの人にやろうとしていることを説明して、協力してもらいます。
つまり、まずは進むべき方向を用意してあげて、一緒にそこまでの道を作っていく。そうやってみんなを導いていく人こそ、これからのリーダー像なんですね!
言葉を変えるなら、自ら先頭に立って仮説、検証を繰り返し、答えを見つけていくために、現場に立って皆を引っ張っていく人。
コミュニケーション能力はもちろん、飽く無き探究心こそ、これからの時代に必須な能力。寝てる時も夢に見るくらい、常に一つの事だけを考え、どんどんチャレンジしていきましょう!
■【今日の質問】
「自分で動いてますか?」
■【今日の名言】
「最も優れた人は、万人の召使いにもなれる人である」(ナポレオン・ヒル|著作家)
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【今日の「ヒント」】
令和時代のリーダーは、仮説を立てて検証するような、率先して行動しながらみんなを引っ張っていく人。
その前にコミュニケーション能力はもちろん、あくなきチャレンジ精神が必須。
どんなことでも「これをやったらどうなるのか?」という探究心を持って、積極的に取り組んでいくべきだ。
心を動かせば成長が加速するって知ってる?
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