先日、いきなり目の前に、黒いうにょうにょしたモノが現れました。
水の中にインクを垂らした時のイメージ、想像できますでしょうか。まさにあれが目の前にいるんです!
最初はゴミがついているのかと思いました。
でも、目をつぶってもそいつはいたのです。
で、ふと思い出しました。確か眼球に血液が流れてそう見えることがあると。
早速Googleで「目 レンズ インク」と調べてみたところ、「飛蚊症」というキーワードが出てきました。
今日は、僕みたいに常に目の前に点や線のようなものが見えた時、こういう可能性があるよという豆知識をお伝えしますね!
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人間の目には、無色透明のゼリー状のようなものがあります。
いわゆる硝子体と呼ばれるもので、それがレンズの役目になっています。その周りを囲むように、網膜があり、毛細血管などで視神経に繋がっています。
飛蚊症とは、そのレンズとなるゼリー状の中に、血液が点々と散らばってしまった状態のこと。
赤血球は光を通さないので、黒っぽいものが常に目の前にある、まるで目の前に蚊が飛んでいるように見えるため、そのような名称なのだそう。
スマホでカメラを撮る際、カメラ側のレンズに汚れが付着していたら、当然写真はそこだけ影になってしまいますよね?
どこからか出てしまった小さな血液が、目の中に入ってしまっている、そんな状態なのです。
しかし僕の場合は、点ではなく紐のような大きいもの。とはいえ、視界を遮るほどではなかったのですが、気になって気になって仕方ありませんでした。
なので、次の日病院へ行ったところ、次のように診断されました。
「硝子体出血」
これは、何かしらの原因で毛細血管が破裂し、少し多めの血液がレンズの中に入り込んでしまったもの。
重力があるので、血液がゼリー状のレンズの中で垂れてしまったことで、紐のように見えるのだとか。
飛蚊症のように、血液がちいさな点でレンズに入ることはよくあることらしく、そのままにしておけば自然と血液は吸収されるそうです。
爪を傷つけてしまったとしても、非常にゆっくりですが、その傷は上にあがっていずれ無くなりますよね?
それと同じで、密閉されているので非常にゆっくりですが、やはりいつか血液は無くなるのでした。
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飛蚊症の場合は、比較的よくある現象だそうで、あまり気にすることはないとのことでした。
しかし、僕のような場合は注意が必要です。理由はその原因にありました。
原因としては、大きく分けて2つのパターンがあるそうです。
一つは問題ない、良いパターン。加齢と共にゼリー状のレンズは小さくなっていきます。
その際刺激された周りにある毛細血管が、勢いで破裂してしまうパターン。
この場合は、早ければ1ヶ月で、長い人だと1年近くかかるそうですが、いずれにせよいつか吸収されて消えて無くなるそうです。
問題なのがもう一つの悪いパターン。
いわゆる網膜剥離というもので、レンズの周りにある網膜が剥がれてしまい、そこから血液が出てしまった場合です。
最初は大したことがなくても、徐々に光が入る隙間が無くなっていき、失明につながる可能性があるのです。
でも、そうなる前に今はレーザー手術ですぐに治ってしまいます。
なので、目の前に変なうにょうにょが出てきたら、慌てず眼科に行ってみましょう!
ちなみに、後から思い返すと、僕の場合変なものが見える直前、目の上のあたりで「ぶちっ」という音が聞こえていました。
おそらく毛細血管が破裂した音だと思います。
そのような違和感があったら、放置せずすぐに眼科に行きましょうね!
■【今日の質問】
「目の前に黒い何かが見えませんか?」
■【今日の名言】
「病気は千もあるが、健康は一つしかない。」(カール・ルートヴィヒ・ベルネ|作家)
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【今日の「ヒント」】
視界に黒っぽい点や線が目に入ったら、飛蚊症や硝子体出血を疑おう。
場合によっては網膜剥離により失明してしまうかもしれないため、そのまま放置せず、必ず病院に行った方がいい。
問題なければそのまま数ヶ月もすれば、自然と治ってしまう程度のことなのだ。
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