先日、人生という時間軸の中で、アイデンティティの重要性をお話ししました。
今日は、いったいアイデンティティ、つまり自分らしさを、どうやって見つけていけばいいのか。
具体的なお話をしていきたいと思います。
そもそも自分らしさといっても、一方的に自分だけが「私は◯◯だ！」と考えていても、それは独りよがりでしかありません。
ここには「自他一致」、つまり「相手が自分の役割を認めてくれている」必要があります。
そう、他人が自分のことをこういう人なんだと思ってくれているから、自分らしさが成り立っているんです。
ということは、周りに思ってくれるよう、自分自身を作ってあげなければダメなんですね！
例えば、あなたが学校の先生だったとしましょう。
自分の中では、面倒見の良い、面白い授業をする、しかししつけもちゃんとできる先生だと考えているとします。
しかし、生徒に聞いてみると、たしかに授業中に脱線する話は面白いけど、授業自体は面白くないし、先生に聞いてもあまり教えてくれない、さらにすぐ怒るから苦手という声が返ってきたとしたら。。
きっとあなたの自他一致は、だいぶかけ離れていることがわかります。
しかし、生徒の声を聞いたあなたは、授業の構成を考え直し、引き込まれる話を盛り込みながら行うようにしました。
また、質問に来た生徒には、とことん付き合うことに。しつけに関しては、初めに・おしゃべり・寝る・さぼることだけはやめるよう伝えておき、それをやってしまった生徒にだけ叱るようにしました。
すると、徐々に生徒からの声が、自分の理想とする内容に変わっていきました！
つまり、自他一致は、あなたがいる居場所で、ちゃんと相手に役割を演じているかがカギなのです。
相手が喜び、感謝してくれることであなたの存在を認めてくれます。
そうです。できるだけたくさんの「ありがとう」をもらえるように、自分の持ってる力を出して、みんなに貢献しなければいけないのです。
そしてもちろん、あなたも相手のことを感謝してあげましょうね！
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もう一つ、自他一致を見つける方法として、素敵な人と出会うのも有効です。
すでに多くの人に貢献している方々と出会うことで、その人の良い所をたくさん吸収できると思います。
「どうやって人に貢献していこうかな。」
そんな想いを持ちながら、積極的に素敵な人と会ってみてください！
また、自分らしさを発揮する居場所が見つからないなら、自分が甘えられる場所を探してみてください。
家族でも、恋人でも、学校でもカウンセラーでも誰でもどこでもいい。
自分の心をさらけ出せる、そんな場所を探してください。
改めて自分のことをたくさん話しながら、愛情をたっぷり注がれたら、きっと居心地の良い場所が見つかるはずですよ！
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アイデンティティという個性は、どこで誰に何を貢献するかでわかるものです。
まだ自分らしさが分からないのであれば、ぜひメルマガをヒントに、探してみてくださいね！
■【今日の質問】
「感謝されるものをいくつ持っていますか？」
■【今日の名言】
「人は居場所がないと感じると、精神を病んだり、アルコールに溺れたりする。他社に貢献することで、居場所を確保すればいい。」（アフルレッド・アドラー｜精神科医）
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【今日の「ヒント」】
アイデンティティは次の公式で成り立っています。
居場所×人×貢献
まずはあなたが人に何をしてあげられるのか、じっくり考えてみましょう。
そして、たくさんの「ありがとう」をもらえる場所、人を探してみてくださいね！
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