昨日はコミュニケーションの基本として、信頼関係がとても重要だとお話し、いくつかテクニックをご紹介しました。
今日も基本のお話を続けたいのですが、その前にWin−Winという関係についてお話をしたいと思います。
Win−Win関係とは、スティーブン・コーヴィ博士が世に出した名著、『7つの習慣』で紹介された考え方で、特にビジネスにおいて非常に有用です。
簡単に言うと、・自分を抑えすぎず、・主張し過ぎず、・双方のハッピーを目指す。
そんな考え方で構築した関係になります。
もちろんこれはコミュニケーションにおいても役立つのですが、主に次の２つのことを意識することで、実現しやすくなると思います。
・ちゃんと相手の話を聞いているか・相手にメリットがある話か
1番目の内容は、昨日話したことを実践すれば、クリアできるでしょう。
問題は2番目。
相手にとってメリットがあるかどうかは、事前に相手の情報を知っておかないと上手くいきません。
もし相手が初めての相手だったら。重要な話をする目上の方だったら。
いったいどうすればいいのでしょうか。
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先日お話を聞いた、年収が8桁を超えている成功者の方は、毎日誰かとランチを共にしているそうです。
その方が言うには、ランチタイムは人脈を作り、情報を頂く非常に貴重な時間だとか。
人と会食することで、ただご飯を食べるだけでなく、将来に向けて時間とお金を投資しているんですね！
この方は、毎回ほぼ初めての方と会うそうなのですが、事前に相手の情報をできるだけ調べておくそうです。
本を出版している方なら本を買って読んだり、Facebookなどがあればじっくり読んだり。
知り合いの方でしたら、事前に情報を聞いておいたり。
できるだけ可能な限り情報を集めておくことで、会食中なるべく相手が喜んでくれるように心がけているそうです。
そして、相手が話してくれたことをしっかり目を見て聞いているうちに、相手の方も質問をしてくれるようになり、自分のことを話し始めるとのことでした。
この方は自分の話をする際、さらに次の事に注意しているそうです。
・先入観で話さない。・曖昧な言葉は使わない。・相手の得するようなネタを用意しておく
ようは、相手が分かりにくい言葉や、専門用語、表現は避け、数字の場合はより具体的に、また思いつきや、「多分◯◯だろう」などのようなハッキリしない事を、なるべく言わないように意識しているとか。
むしろ、わかりやすく相手が喜びそうなネタを伝える事で、自分という人間に興味を持ってもらえるように、全神経を使って会話を楽しんでいるそうです。
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事前によく調べ、情報を豊富に持っている人が、自分の話をしっかり聞いてくれていたら。
それだけでも嬉しいのに、自分が得する情報を教えてくれたら。
その人のことを一発で信頼してしまいますよね！
今日の内容は少し難しいかもしれません。
しかしその分効果も高いので、余裕があったらチャレンジしてみてくださいね！
■【今日の質問】
「あなたと会話をして、相手は喜んでいますか？」
■【今日の名言】
「人間関係は手間暇がかかるものです。手間暇を惜しんではいけない。」（福澤 徹三｜小説家）
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【今日の「ヒント」】
コミュニケーションの基本。それは、何より信頼関係を築くことです。
その上で、Win−Win関係が築けるよう、相手が喜ぶ話題を提供していきましょう。
しっかり聞き、相手が喜ぶことを話せば、自然と距離が縮まりますよ！
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