こつこつ成長論

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この世は地獄と考えてみる

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いつも表情が曇っていて、口を開くと愚痴ばかり。そんな人って身近にいたりしませんか?
最近はそういったマイナスのオーラを発している人が、不思議と視界に入らなくなってしまった(?)ので、僕はここ数年出会ったことがありません。
しかし、少なからず世の中には、現状に不満を持っている方がいるように感じています。
・(上司に怒られて)何であんな奴にそこまで言われなきゃいけないんだ!・あの新人、ほんとに動かなくて困る。・財布を落とした!マジ最悪。。
起こったその瞬間では、どの事象も辛く苦しいことばかり。
イラッときたり、悲しんだり。自分が世界で一番不幸せな人だと感じてしまう場面ではないでしょうか。
他人から見たら同調はできますが、別に世界一不幸には見えませんよね?
いったいこの感情は、どうして発生してしまうと思いますか?

その答えは、「期待しているから。」
もちろんその時の心や体の状態にも影響はあると思いますが、多くの場合、誰も批判されたり、怒られたいとは思っていないはず。
自分なりに正しいと思ってやっているのだから、そんな言い方はないよね。。と、悲しくなったり、場合によっては怒りがこみ上げてくるのです。
もし、自分が悪いと思ったことで指摘されたら、言われたことを素直に聞き入れて、二度とやらないと決意できますよね?
つまり、想定外のことを言われたら嫌ですけど、自然と心の中に入ってきた言葉は、何も感じないものなのです。
であるならば、自分が行うことに対して、流れに身を任せて、気にしなければいいんですね!

ここで、「そんな簡単に我慢はできない」「やっぱり言われるのは悔しい」などという声が聞こえてきそうです。
確かに理不尽なことなどは特に許せないでしょう。
でも、気にせず意識をしなければいいんじゃないですか?
言いたい人に言わせておいたらどうですか?

少し視点を上げてみて、全体を眺めてみてください。
苛立つ相手だって、心臓を動かして、呼吸をして、毎日食事をして栄養をとりながら、必死に生きているんです。
手だって2本あり、足だってあるから普通に歩けています。
まともな脳だから、しっかりと考えることだってできます。
社会の中で働ける能力を持っているから、お給料を得ることができるんです!
そう、みんな同じ人間なんですよね。
似たような世界で、同じように苦しみながらも、必死に生きているんですよ!

そう考えたら、言われていること自体、ありがたいと思いませんか?
今この人と会話ができていると、むしろ感動できませんか?

非常に数多くの生物がいるこの地球上で、自分はちゃんと生きているのです。
しかも、大病を患うことなく、ちゃんと仕事をして、遊んで、会話して、毎日を過ごしています。
そんな中でのその人との出会いは、まさに奇跡だと思いませんか?
もしかしたら、明日には会えないかもしれません。
そうだとしたら、叱られた、喧嘩をしたその瞬間は、かけがいのない大切な時間に変わりませんか?

どうか今あるのが当たり前だと思っていることに、感謝をしてみてください。
朝起きて息をしていることに、感動してください。

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