こつこつ成長論

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働き方 組織づくり

飲食店で大事な5つの心

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(イメージ:pixabay)

ここ数日間、飲食店における大事な心についてお話ししています。

・お客様
・働く仲間
・料理
・空間
・自己

今日は料理と空間、自己について。
もう少しお付き合いください。

まず料理ですが、ここでお伝えしたいことはメニューの内容ではなく、
いかにお客様のために料理を作るかということ。

どれだけたくさん修行を積み、過去に名誉ある賞を獲得していたとしても、
今という時間に力を発揮しなければ、全く意味がありません。

疲れてきたから、忙しいからという理由でやる気が失せてしまい、
適当に料理を作ってしまう。

まさかそんな人はいないと信じたいですが、
実際に写真とは異なる料理と出会ったことがある人は、
意外と多いのではないでしょうか。

今の時代、普通の学生が料理を盛り付け、提供するお店も多いです。
そんな彼らに、その料理を食すお客様のことを考えて、
いかにキレイに、美味しそうに盛りつけることができるかを、
しっかりと教育する必要があるんですね。

もちろん食材の品質は絶対。
消費期限は問題なかったとしても、少し茶色がかったレタスでサラダを作っていないでしょうか。
そもそも、その食材の管理方法は問題ないでしょうか。

飲食店として料理は基本中の基本。
今一度、しっかりと見直したいところですね。

そして、料理と同じように対応したいのが空間。
つまり、お店の清潔さです。

床にゴミは落ちていないでしょうか。
よく言われていることですが、トイレは心地よい空間となっているでしょうか。

掃除をしない店舗もある中、掃除をするだけでも十分かもしれません。

しかし、入店した瞬間にキレイだ!と思えるお店は、
何かとこだわって清掃しています。

ラーメン店でも、ダクトや壁含め、銀色になっている箇所がピカピカの店舗もあれば、
油の上に油が重なり、黒ずみが激しい店舗もある。

テーブルや椅子、カスター、メニューなども、ベトベトしている店舗もあれば、
さらさらでピカピカしている店舗も。

歩くたびにぺたぺた音が鳴る床。
所々ゴミが落ちているお店。
汚れが残っている食器。

全てはそこのお店で働いている従業員の、お客様をお迎えする気持ち次第なんですね。

自分だったらどんな気持ちになるだろうか。

しっかり考えるだけでも、日頃の仕事に対する姿勢が変わってくるのではないでしょうか。

最後に自己。

ここまで挙げてきた「お客様」「働く仲間」「料理」「空間」に対して、
しっかり意識して徹底的に行動していくことで、
最終的には自分の成長につながってきます。

しかし、これを実現するためには、常にお客様など誰かのために懸命に行動するという、
誠実かつ正しい人間として、さらにいつもプラスに考えて行動する前向きさが必須。

日頃から人としての格を上げる努力を怠らず、
忙しさや楽さに負けない強い心を持つように、
自分を律しながら過ごしていけたら。

そういった人たちが集まった飲食店で、多くの人たちを幸せな気持ちにしていきたいですね!

■【今日の質問】

「やるべきことを全力で行なっていますか?」

■【今日の名言】

「自分がちっぽけに思えても、
不屈の精神があれば
その気持ちに打ち勝つことができる。」
(エレン・グラスゴー|小説家)

○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○

【今日の「ヒント」】

良い飲食店は、心を込めて行動している人が集まった場所。

お客様のために、仲間のために、各自がしっかりと意識して行動するからこそ、
雰囲気として現れ、繁盛店へと成長していくのだ。

そのためにも、日頃から自分を律し、
目の前のことを全力で行える習慣を身につけていこう!

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