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あたりまえのことをバカになってちゃんとやる

投稿日:

2021年に入り、時短要請もあって読書習慣を強化。
読むだけじゃなく書いてある内容を普段からやっていった方がいいと思うことを、
メルマガを通してまとめています。

今日は小宮先生の本をご紹介していきます。

▼『あたりまえのことをバカになってちゃんとやる』(小宮一慶著)
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==目次==

・ABCとは?
・学んだこと
・やっていきたいこと

======

・ABCとは?

実は、以前メルマガでもご紹介している本なので、すでにご存知の方も多いと思いますが、
上に紹介した本のタイトルそのまんまが答え(笑)

A:あたりまえのことを
B:バカになって
C:ちゃんとやる

それぞれの頭文字をとったものなんですね。

著者の小宮さんは、経営コンサルティングとして様々な企業で活躍されています。
実はボクもとある飲食店の店長さんから紹介してもらいました。

小宮さんは社長を良い方向へ導いていくほどの実力の持ち主。
なので、調べていくと数字や時間の使い方、リーダーになるための方法や教養の増やし方などなど、
ビジネスにおいて必要なあらゆる内容を、非常にわかりやすくまとめた本をいくつも出しています。

紹介してもらった日に調べ、全種類の本を即買いし、一気に読んだのですが、
自分自身が不足している箇所を補ってくれました。

そんな小宮さんが、ビジネスパーソンとして基本中の基本である行動指針というか、
考え方をわかりやすくまとめたのがこの本になります。

主な内容としては、次の3つがメインとなってきます。

・何が起きても前向きに捉える
・人間として正しい考え方を持つ
・仕事を深めるための勉強をする

小宮さんは、会社にある男子トイレのことなら誰にも負けない。
そういう逸話から始まるのですが、出勤時に毎日必ず男子トイレを掃除するそうです。

『凡事徹底』で有名な鍵山秀三郎さんも、自社の周りだけじゃなく、
その周囲まで掃除をした結果、自社ビルを手に入れることができました。

そういう意味でも、普段あまりみんながやりたがらないことこそ、
愚直に真面目に取り組んでいく。

そいういった姿勢が大事なのかもしれません。

小宮さんは、行動する上でとにかく必死に続けることが重要だと説いていますが、
ただやるだけではダメで、必ず自ら「やるぞ!」と強い気持ちを持つことが必要なのです。

トイレ掃除をやる上で、普通の人だったら嫌々やるかもしれません。
多少できる人はピカピカにする気持ちで取り組むでしょう。

しかし、ABCをマスターした人は、さらに使う人の気持ちを考えるだけでなく、
世界一このトイレのことを知る人間になる!
という、途方もない想いでトイレ掃除を行うのです。

これこそまさに前向き思考。

同じ行動でも、結果が全く異なりますし、
後々自身に返ってくる成長度合いに大きな差が生じるんですね。

そして小宮さんは人としての正しさも重ね重ね説いています。

利他の心を持っているか。
人やモノをもてあそんでいないか。
現実を理想の世界に近づける努力をしているか。

正しい考えを徹底した人だけが、その人の地位を作り上げるのだそう。

決して自己中心にならず、相手の気持ちを第一に考えていきたいですね。

さらに勉強。
これは常に学びの姿勢でいるべきだとか。

まあ、当然と言えば当然なのかもしれませんね。
人間は成長を止めたら終わりですからね。

==

【名言1】

「人間が人間として生きていくのに一番大切なのは、
頭の良し悪しではなく、心の良し悪しだ。」
(中村天風|日本初のヨーガ行者)

==

次に、僕が個人的に学んだことをまとめていきます。

小宮さんといえば、人生に影響を受けたという藤本老子の言葉が外せません。

そのうちの一つである「人生は串団子」。

人生には4つの団子が刺さっていて、それぞれ
・自分
・家族や友人
・会社
・社会や国家
を表しているのだそう。

そんな団子の真ん中に、串が刺さるような生き方をするよう説いています。

また、目の前の仕事を、本質まで掘り下げるといい。

ついつい表面上、もしくは多少深くまで行ったとしても、仕事としてそれでは意味がない。
しっかり奥深く掘り下げるように、バカになって貪欲に深堀していく。
時に仕事に関係することをとことん勉強する。

このように一つのことをとことん極めることで、必ず別の世界が開けてくるのです。

そして自己実現に関して。

目指すべきは「なれる最高の自分になる」こと。
その場で一生懸命やるのは当たり前。

その中で今の現状で最高を目指すように、気持ちを高めてあげることで、
より実現が身近になってくるのです。

人は見聞きだけでは成長できません。

「実践無くして人は磨かれず」
実際に行動し、経験した人だけが成長の糧を得られるのです。

人は宝石の原石であり、苦労することで人は磨かれ、輝いていきます。
確かに苦労することは非常にツライ。
できることなら避けて通りたいものです。

しかし、そこで踏ん張って努力を重ねることで、
人間という宝石がどんどん大きくなっていくんですね。

最後に「人とのつながり」。
これこそ人生において大切なことであり、日頃から他人を意識して生きていくべきなのです。
だからこそ、いつも笑顔で過ごすことを、力を込めて伝えています。

ニコニコしていると、良いことがある。
まずはいつもどんな時でもニコニコ笑顔でいるようにしましょう。

そして、ここでも藤本老子の言葉が出てきます。

「来る人も、来る人もまた、福の神」

人間というものは、お互いに幸せにし合う存在なのです。
だから人の間と書くんですね。

人生の中で関わりのある人は皆、福の神であることは当然。
さらにその人たちにとっても、自分が福の神にならなければいけないという教えになります。

お互いに福を与える存在であることをしっかり意識しながら、
人とのつながりを大切にしていきたいですね。

個人的に響いた箇所をピックアップしてきました。

いかがでしょうか。
どれも心に響いてきませんか?

==

【名言2】

「ベストを尽くして失敗したら、
ベストを尽くしたってことさ。」
(スティーブ・ジョブズ|実業家)

==

最後に、この本を読んでやってきたこと、今後もやっていきたいことをまとめます。

初めてこの本に出会ったのは、コロナが拡大し、1回目の緊急事態宣言が出た4月3日。
偶然にもちょうど10ヶ月前でした。

たまたま他チェーンの飲食店店長とお会いし、その場でご紹介頂いた直後に購入。
帰り道で一気に読破してしまったことを思い出します。

それぐらい内容が響くことばかりだったのと、とにかく読みやすかった印象でした。

そして、すぐに実践したというか、強く意識したことが、タイトルの
「あたりまえのことをバカになってちゃんとやる」でした。

それまで継続というテーマに関してはしっかりと意識していたのですが、
ここまで砕けた言葉に出会ったことで、強く脳内にインプットされたのです。

・当たり前のことってなんだろう?
・バカになるってどのくらいの程度なんだ?
・やっぱり最後までちゃんとやり切らないとダメだよな。

2020年のテーマを「ビクトリー!」にした直後のコロナ襲撃。
そして緊急事態宣言という追い討ちに、完全にテーマを全否定された状況でした。

何をどうしていいのか悩んでいた頃にこの本に出会ったことは、
本当にラッキー!

早速上の3つのことを考えたのです。

そして出た答えが、
「とにかく目の前のことを全力でやり切ろう!」
ということでした。

家のことで言えば、毎朝シャワーを浴びた後行っている風呂掃除も、
しっかり意識を込めてやるとか。

毎日予定を立てて全てやり切り、その日の夜に確認した後、次の日の予定を立てるとか。

YouTubeを見ながら筋トレを始めたのもこの頃からでした。

そして仕事が始まると、さらに次のことに意識しながら、
目の前のことを全力でやり切っていったのです。

・本質まで下げる
・なれる最高の自分になる
・とにかく実践!選択肢は必ず苦労することを選ぶ
・他人重視。人が喜ぶことをする

順番に見ていきます。

仕事において問題が起こったとします。
例えば活気がないというテーマを見つけたら、
なぜ活気がないのか、その理由をとことん掘り下げていくのです。

恥ずかしいから、忙しくて声を出せない、そもそも活気ある雰囲気の定義がわからない。

こうして色々洗い出した中で、真因を見つけ出し、
それを課題として解決していくようになりました。

さらに恥ずかしい人に対して、どのように元気よく声が出せるようになるか、
心理学的観点から学びを深堀していきます。

すると、話しやすくて楽しい職場環境が大事なことがわかりました。

このように、とことん本質まで掘り下げていく習慣をつけることで、
自身の考える癖がついただけでなく、問題解決能力も高まったように感じています。

また、どんな時でも最高をイメージして、なりたい自分を作り出す努力をしています。

逆に言うと、絶対に途中で投げ出さない。
なれる自分=やろうと決めたことが実現するまで、
何がなんでも必死にやり続けています。

もちろんコロナなど外部要因で随分苦しみました。
しかし、そんな逆境の中だからこそ、大きな壁に立ち向かう機会が増え、
その都度力をつけることができたと思っています。

なれる自分。
まずは意識することが大事なんですね!

行動していると、必ずどうしようか迷ってしまう場面に遭遇します。
何をするべきか。
選択肢を誤ると失敗してしまうかもしれない。

そんな時こそ、ABCの出番!
どうしても決断できない時は、あえて辛そうな方を選ぶようにしました。

他の選択肢は実際に行っていないので単純比較はできませんが、
それはそれは辛く苦しい日々が続きます。

それでも、解決できなかったことはありませんでした。
苦労した分その後の成長と自信はとても大きい実感があります。

ああ、こっちを選択してよかった。
今では強くそう思えます。

選択肢の中には、自分と他人を比較する場面も。
こういった時は迷いなく他人が喜ぶことを選びます。

自分がラクになるから。
儲かるから、楽しいからといった選択肢は万が一にもありません。

利他の心で他人が喜ぶことを全力で行う。

幸せな人生にするためにも、ここは揺るがない原則でしょう。

そのおかげで多くの方から信頼を得ていると自負しています。
まあ、こればっかりはあくまで自称でしかありませんが(汗)

他人がどう思っているかはあまり気にしていないので、正直どうでもいいこと。
自己満足でもいいので、あくまで関わる周りの人が喜んでくれることをやるだけです。

こうして続けた結果、何が起こったかというと、
なんとなく人生が楽しくなっています。

成功をしている実感があり、苦労=充実した時間だと捉えているからかもしれません。

ABC。
続けてやってみると、近い将来すごい変化が期待できますよ!

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■【今日の質問】

「なりたい自分になっている実感はありますか?」

【名言3】

「じっくり考える時間は、時間の節約になる。」
(プブリウス・シルス|劇作家)

○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○

【今日の「ヒント」】

立派な人と呼ばれるために、
前向き思考で、正しい人間を目指すべきだ。

そして、常に学び続けることを忘れない。

近道などはなく、ただひたすら当たり前のことをやり続けよう。

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