先日1日かけて脳をひたすら動かし続ける研修を行いました。
平たく言うと、常に考えることを求められた研修で、
ビジネスでよく言われるロジカルシンキングについて学んだのです。
論理的に考えることはビジネスにおいて必須。
例えば、次のように言われたらどう思いますか?
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店長、先日決めたミーティングの件ですが、Aくんの予定が14時から入っているようで、20日なら空いているとのことでした。
Bさんは家族と今日から1週間でかけるらしいのですが、20日の13時から17時までは問題ないそうです。
私も学校の行事が立て込んでいるのですが、20日はちょうど時間が空いていました。
そこで店長のスケジュールを調べたところ、ここ数日は予定がぎっしりだったのですが、ちょうど20日の15時から2時間空いているようでした。
そこで、先日のミーティング日時を20日の15時から17時にしたいのですが、よろしいでしょうか。
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上の内容がすんなり頭に入る人はいますでしょうか?
僕の場合、途中から話を遮って、「で、何が言いたいの?」と責めてしまうでしょう(汗)
なんとなく言いたいことはわかるんですけど、余計な情報が多すぎて混乱してしまいますよね。
きっと、次のように言えばスッキリするのではないでしょうか。
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店長、先日決めたミーティング日時ですが、皆の日程が合わなくなったので次の日時に変更します。
・20日の15時−17時
この日程でしたら、店長のスケジュールも空いているので問題ないです。
よろしくお願いします。
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どうでしょうか。
めちゃくちゃわかりやすいと思いませんか?
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論理思考を鍛えると、このようにスッキリと物事を伝えることができるんですね。
上の例でもわかるとおり、人間の脳というのは何も制限をしないと、
思いついたことをそのまま言語化してしまうのです。
しかし、これはちょっと訓練すると次第に慣れていき、
簡単に使いこなすことができるようになります。
一つ問題を解いてみましょう!
小学生向けに作られた問題ですが、皆さまはわかるでしょうか。
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小学5年生のしげとくんは、雨になると必ず図書館に行くことにしています。
昨日もしげとくんは学校が終わってから図書館に行きました。
さて、昨日の天気はどうだったでしょうか。
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どうですか?
ちなみに僕は思いっきり間違えました(笑)
最初、僕は雨と答えました。
しかし答えはバツ。
なぜだかわかりますか?
それは、しげとくんは晴れや曇りでも図書館に行く可能性があるから。
最初の一文をよく読めばわかりますよね!
雨になると必ずいくけど、晴れたら行かないとは書いてません。
僕は勝手に雨しかいかないと決めつけていたんです。。
って、こんな丁寧に解説する必要はないですよね(笑)
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このように、少し角度を変えるだけで論理思考ができてしまいます。
とはいえ、日常的に練習するためにはどうすればいいのか。
答えはとても簡単。
常に脳を動かし続ければいいのです!
といっても、問題を解く必要もなく、ただ考えたことを言語化するだけ。
思ったことを口に出すなり、紙に書くことで、それがそのまま言語化したことになります。
可能なら、その書いたことを毎回見直してみる。
すると、意外と思っていたことと違う風に書いていることがわかるでしょう。
これを少しでも続けていくことで、必ず論理思考は身についてきます。
欲を言えば、人に話すとき次のような順番を意識してみてください。
・結論から話す
・なぜその結論なのか理由を話す
・理由となる根拠を付け加える
この部分に関しては、またかなり長い話になってしまうので、
いつかきちんと話していきますね。
先に挙げた日程の話を参考に、ぜひ練習してみてくださいね!
■【今日の質問】
「論理思考と聞いて、脳が固まっていませんか?」
■【今日の名言】
「黄金律(他人にして欲しい行為をせよ、という論理的思考)に従ってみましょう。
自分自身を大切に思うことと同じように、身近な人に親切になるのです。」
(マイケル・ジャクソン|ミュージシャン)
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【今日の「ヒント」】
論理思考は簡単に向上できる。
まずは考えを言語化する訓練をしよう。
自分の言いたいことを見直した時、しっくりくるようになったらほぼ達成。
その上で、さらにレベルアップを図るなら、次の順番を意識して話す練習をするといい。
・結論から話す
・なぜその結論なのか理由を話す
・理由となる根拠を付け加える
普段から自信を持って会話ができるよう、早速練習してみませんか?
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