一昨日からやり抜くことをテーマにお届けしています。
▼『やり抜く人の9つの習慣』（ハイディ・グラント・ハルバーソン著）
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3日目の今日は、やり抜くための根幹について見ていきます。
テーマは次の2つ。
・GRIT力を高める
・意志力を鍛える
それぞれ深掘りしていきましょう。
◆
まずはGRIT力を高めることから。
そもそもGRITとは何でしょうか。
答えは「困難に負けず、長期的な目標達成に全力を尽くす」こと。
つまり、諦めずにひたすら努力し続ける力。
まあ、それができたら苦労しないという話なのですが（汗）、
その力を養うための具体的な方法が紹介されています。
かなり身近な例になってしまいますが、約束の時間や電車の時間に、
ギリギリ間に合うか間に合わないかっていう場面はないですか？
例えば電車なら。
走れば間に合うし、歩けば間に合わない。
そんな時、あなたならどうするでしょうか。
例えば宝くじが当たって1億円手に入れることができる。
でも、電車に乗らないとその締め切り時間に間に合わない！
そういう時は、死に物狂いで電車になりますよね？（笑）
一方で、仕事終わりでどうせ早く帰ってもやることがない場合などは、
間違いなく歩いて帰ると思います。
つまり状況によってどうするか判断しているんですね。
人の能力もこれと同じ。
ようするに、能力は変更可能であり、自身でどう思い、どうしたいかで変えることができるのです。
そのやり方がわかりやすくまとめられていたので、紹介しておきますね。
・実践編1 苦手なことを見つける
・実践編2 思い込みで実は自分を縛っていることはないか探す
・実践編3 上2つであげたことは、「自分に伸びしろがある」と信じて排除する
つまり、ドラッカーも説いていた、「無駄を排除」することこそ、
最も自身の能力を変えられる近道なのです。
そして、そこには自分を信じることが必須。
そのために意志を強く持たなければならないのですが、
そのやり方を次のテーマで説明していきますね。
◆
意志力を鍛えるために、大きく2つのことを意識していきましょう。
・意志力は訓練で鍛えることができる
・弱ってきたと気づく
それぞれ見ていきます。
意志力を訓練で鍛えるために、まずは小さな目標に取り組みましょう。
つまり、価値があると思うことをやり続けるのです。
歯磨きしかり、寝る前10分の読書でもいい。
朝起きたら必ず伸びをするなどでもいいでしょう。
自分にとって「これは必要だ！」と思うことを、
とにかくやり続けていくのです。
これは効果がありますよ！
だって、自分で良いと決めたことを自分の意志で続けていることになるんですから。
そして、これと同じように、一度決めた無駄なことは絶対にやらないようにする。
また誘惑にも負けない。
我慢することで自身の弱い気持ちに打ち勝つ習慣を身につけましょう。
これらを意識し、実践し続けるだけで、自然と意志力は高まっていきます。
とはいえ、やっぱり人間は弱い生き物。
必ず疲れがたまってきたり、最悪ストレスとなってしまうものです。
そんな時は、無理に行わずまずは自身が弱まっている事実を認識してあげてください。
そして、次のことをやってみましょう。
・気分が上がることをやる
・自分を褒める
・意志の強い周囲の人を思い浮かべる
特に3番目のイメージは案外有効で、できる人を真似るとレベルが上がりやすいように、
強い意志を持っている人の立ち居振る舞いをイメージするだけで、
「こんな時あの人ならこうして対処してるだろうな」
などと思考が進み、元気が出てくるものなんですよ！
◆
やり抜くことで、確実に成功は現実となってきます。
日頃から意識していき、成長を加速させてくださいね！
■【今日の質問】
「目の前の欲に負けていませんか？」
■【今日の名言】
「まず、無理だと考えられていることでも
粘りに粘ってやりぬき、成功させることです。
自分の中の固定化された常識を壊してみることです。
自分はここまでだという頑固な固定観念が、
成功へ至る一線を越えることを妨げているのです。」
（稲盛和夫｜実業家）
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【今日の「ヒント」】
やり抜く人になるために、
・GRIT力を高める
・意志力を鍛える
ことを意識しよう。
これらは日常的に鍛えられることばかり。
つまり、日頃どのように考え、行動するかで変わるのだ。
ぜひしっかり意識して習慣化してしまおう。
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