個人的な話で恐縮ですが、昔スーパーで買い物をしている時、
場所によって冷えていないジュースしか置いていないお店があって、
不便だなぁと感じたことがありました。
真夏の暑い時にやっと見つけたお店で、
「コンビニで買うよりスーパーの方が安いだろうと思って入ったのに、冷えてないってどういうこと!?」
と、勝手に残念がっていたのです。。
何ともわがままな話ですが、皆さまはこのような経験ありませんか?
◆
すでに皆さまは、このカラクリをご存知だと思います。
が、あえてわかりやすい例として挙げさせてもらいました。
コンビニで買えるドリンクは、冷えているのが当たり前。
これって、なぜだかわかりますか?
コンビニはコンビニエンスストアの略。
つまり、利便性を重視しているお店。
だから、暑い時に冷たいドリンクを出すのは当たり前。
・欲しいものがすぐ手に入る
・空いててよかった
そんなコンセプトだからなんですね。
冷たいドリンクを出すということは、冷蔵庫が必要です。
その分コストがかかってしまうというのもありますが、
欲しいものが手に入るという「付加価値」も加わるため、
あまり違和感がないように感じます。
一方、常温に置かれていたスーパーは、価格が非常に安かったです。
つまり、今すぐに飲みたいというニーズよりも、
状態は何でもいいから、安く購入したいというお客様に向けて販売していたんですね。
実はこの例として、非常に面白いことがありました。
先日ドンキホーテで、箱のまま通路に置かれ、超割安で売られていたドリンクがありました。
かなり安く、好きなドリンクだったので出勤時にほぼ毎日購入していたのですが、
ある日突然なくなってしまったのです。
残念だなぁと思いつつ、後日たまたま食品売り場に足を運んだところ、
冷蔵庫の中にそのドリンクを見つけたのです!
ただ、値段は上がっていました(笑)
これなど、「冷たいモノを飲みたい」というニーズに合わせた、
うまい販売戦略ではないでしょうか。
◆
このように、売り方一つをとっても、その裏側には必ず意味が存在しています。
というより、意味付けをすることで価値がつき、
戦略が変えられるんですね!
だからコンビニは定価が当たり前になり、
プライベートブランドで安価な商品を並べることができる。
とはいえその値段もしっかりした価格なので、
十分な利益につながるんです。
方やあえて常温にすることを徹底することで、
安さを実現しているのがスーパー。
広告を一切出さなかったり、クレジットカードを使わず、現金だけのお会計にする代わりに、
価格を下げる努力を打ち出しているお店もたくさんありますよね。
どんな人に何を提供しているのか。
きちんとした筋道の通るストーリーを敢えて見えるようにして、
お客様に提供していく。
そんな手法により、あなた自身やお店のファンが増えるかもしれませんよ!
■【今日の質問】
「なぜそれをやっているのですか?」
■【今日の名言】
「思考に気をつけなさい。それはいつか言葉になるから。」
(マザー・テレサ|修道女)
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【今日の「ヒント」】
世の中で行われていることには、必ず意味がある。
その意味をストーリーにして言語化することで、
人々へのアピールになる。
なぜそのように行われているのか。
なんでそのような行動をしているのか。
常日頃考える癖をつけるといいだろう。
心を動かせば成長が加速するって知ってる?
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