僕は、次のような流れで目標を設定しています。まず人生のテーマを決め、年齢ごとに大まかな目標を設定。実年齢に近づくにつれ、少しずつさらに細かい目標を立てていくというやり方を採用しています。
これは、ゴールを先に決めてから今を合わせていくことを意味し、決めたことを実行するためより自分を律する力が必要になります。
例えば、僕は100歳になったら毎年フルマラソン完走を目指しています。可能なら毎月参加して実現したいのですが、最低でも毎年行えるような健康な体と、そこに合わせて自由に生活できる経済力を手に入れたいと考えています。
それも子供達、孫たちが住んでいる地域の大会に参加する予定。
強制的に彼らに応援してもらうのではなく、自然と家族みんなが応援したくなるような、一緒にいて楽しいおじいちゃんを目指しています。
こんな夢を実現しようなんて思ったら、今から健康を意識しないいけない。もちろん人格を高めるのも必須。毎日自分を律して、きっちりやるべきことをやらないと難しいんですね。
こういうことを言うと、なんだか面倒くさく大変な気になってしまいそうですが、旅行をする際目的地を決めてから行くように、人生もこの方が簡単かつ楽しく過ごせるようになるんです。
まあ当たり前と言えば当たり前ですよね。だって、行く方向が決まってるから、ただ進むだけでいいんですもん。しかもその目的地は行きたいところだから、自然とワクワクしちゃうのは自然の流れです。
例えば、子供の頃親と一緒に見たプロ野球選手がカッコよく見えたから、ずっと野球の練習をし、中・高と野球部に入ったものの、社会人になり忙しくなって運動すらしなくなった。
このままではいかんと社労士の勉強を始めるも、5年間勉強しても資格が取れず。
自分は向いてないんだと転職を機に英会話の勉強をするため、数十万円の塾に通う。しかし、これも結局続かず、次はお金に詳しくならなければと投資を勉強するため投資セミナーに通い始める。。
こんな風に次から次へとチャレンジしてはやめてしまう人生を過ごしている人は、たくさんいるのではないでしょうか。
この例のように、もしどこに向かえばいいかわからないようだとしたら、試してみては方向転換し、また試してみては方向転換するといったように、貴重な時間を浪費してしまいます。
初めて旅行した海外で地図を見なかったら、目的地に到着できる気がしないですよね（汗）
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例え話が長くなってしまいましたが、要するに人生の目的地を先に決めた方が良いと言いたかったのです。
そして、一度方向を決めたなら、そこから現在に向けて今何をするべきかを具体化していくのです。
といっても、僕の例で言えば100歳のマラソン大会から今やるべきことはさすがに決められません（笑）
そこで、何が必要か分解していくのです。
絶対必要なことは健康な体。マラソンを走る知識と仲間も必要です。
年金だけに頼らない経済力も大事。家族に好かれる人格づくりも必須です。
こうやってやるべきことをどんどん細かくしていくと、なんとなくやることが見えてきますよね！
今日は人生目標の話になりましたが、仕事も全体を見てからだと自分の役割や、今やるべきことを見つけることが容易になるなど、いろいろなことに応用がききます。
ちょっと難しいテーマでしたが、試しにやってみる価値はありますよ！
■【今日の質問】
「まずは全体を見てから今やることを決めていますか？」
■【今日の名言】
「目標もなくラクに過ごした毎日など、そんなものをどんなに積み重ねていっても、人生という長い旅行ではどこにもたどり着けないし、何の充実感も得られません。」（國分 利治｜実業家）
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【今日の「ヒント」】
目の前にあることをやる前に、まずは全体像を眺めてみよう。
先にゴールを明確にすることで、今やるべきことが見えてくるはずだ。
大から小を決める。
人生が楽しくなるこの習慣を、ぜひ身につけていこう。
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