日々成長を意識していると、どんどん学びが増えていき、人としての厚みが増していくのが分かります。
しかしある程度成長してくると、今までこだわっていた強みが、必要ないものへと変化していきます。
これはまるで成長した昆虫が脱皮するように、身についていた慣習などが古くなり、必要なくなったことを意味しているのです。
同じように、会社などでも日々進化をしていかなければ、お客さまからそっぽを向かれてしまいます。
そこで新しい策などが生まれるわけですが、もしかして古い策を残したまま、どんどん新しい策が追加されていないでしょうか？
また、新しいものを買い続けたら、家の中はどうなってしまいますか？もので溢れてしまい、倉庫なのか自分が住む場所なのかが分からなくなっちゃいますよね。
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今日お伝えしたいのは、こういった新しいことを取り入れた時、より効果を発揮しやすくするために何をするべきかということなのです。
それが「捨てること」。
成長には新しい習慣を取り入れることが欠かせません。しかし、同時に古い慣習を捨てる勇気も必要なのです。
会社の策を次々と入れていくだけでは、やる人たちの負担が増すばかり。やることが多くなり、どれもが中途半端になってしまうため、お客さまの不満足に繋がってしまう可能性があります。
そして何より、やっている人たちのモチベーションが下がってしまいます。
やる気は特に大事です。
下げるのは簡単。嫌なことをすればすぐに下がります。
しかし、やる気を上げてもらうには、まず信頼関係を構築しなければいけません。楽しいと思ってもらわなければなりません。
つまり、非常に時間がかかるのです。
お客さまからの人気を得るために、売上を伸ばすために、肝心の従業員のモチベーションを下げてしまったのでは、まさに本末転倒ですよね。。
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成長するために「これはいい！」という習慣を見つけたら、一週間でいいので実際のスケジュールに落とし込んでみてください。
それが現実としてできるのかどうか。
もし難しいのであれば、思い切って何かをやめてみましょう。
こうやって自分で調整していくことで、成長に関して「捨てる」ことができるようになります。
仕事においても基本的なやり方は同じ。常に前を見ていると思いますので、新しい策は意外と簡単に思い浮かぶはずです。
肝心なのは、それをどうやって行動に移すか。
それは成長の時と一緒で、個人やチーム全体のスケジュールに落とし込んでみればいいのです。
ここでは多くの場合、実現が困難になるでしょう。
しかしすぐに諦めず、何かを思い切って捨ててください。やることを単純に増やすのではなく、負荷がかからないよう同じ仕事量になるよう、しっかりと調整しなければいけません。
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捨てる勇気。
ぜひ普段から実践していただきたい習慣を、お届けいたしました。
■【今日の質問】
「やることが多すぎませんか？」
■【今日の名言】
「自分に必要のないものを、どれだけ捨てられるか。今は、それが問われる時代でもあるんです。」（金子 勝｜経済学者）
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【今日の「ヒント」】
ただやることを増やすことは簡単だ。思いついたことを習慣に組み込むだけだから。
しかし、実際にはすでにスケジュールがパンパンになっていないだろうか。
もし本気で新しいことをやりたいのなら、すでにある何かを捨てる必要がある。
捨てる勇気。
しっかり意識して実行しよう。
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