どうも多くの人が、行動に対して躊躇しているように感じます。
誰だって恥ずかしい思いはしたくないでしょうし、できるならいいところを見せたいもの。
だから、ある程度できるようになるまで、行動を控えてしまうんですね。
例えば、今から1ヶ月以内に、外国の方と英語で会話してください。そんな風に言われたら、まず何をしますか?
ほとんどの方が、英会話の勉強をし始めるのではないでしょうか。
そしてある程度話せるようになってからやろう。そんな風に考え、結局1ヶ月ギリギリになってから会話が始まります。
会話の後 感想を聞いてみると、「うまく話すことができなかった」と残念そうに答えるのは、容易に想像できます。
でも、子供に同じことを伝えたら、すぐに話始めると思いませんか?
しかも感想を聞いたら、「楽しかったー!」と答えそうですよね。
いったいこの差は、どこにあるのでしょうか。
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子供の場合から見ていきたいと思います。
と、詳しく検証するまでもないですよね。彼らは深く考えません。というより、羞恥心を感じることもないですし、プライドもありません。
もちろん勉強するなんていう高等技術も備わっていません。なので、素直に言われたことをとりあえずやってみるんですね。
で、やりながら間違ったことを教わり、覚えて、次に生かしていくのです。
純粋な気持ちで行動しているので、終わった後も新鮮な感覚で、ただただ楽しい行動になるんですね!
一方、大人の方は経験も豊富なので、余計なことをたくさん考えてしまいます。
特に失敗したらどうしようという心配や、恥ずかしいという気持ちが強いので、行動を躊躇してしまうのでしょう。
さらに、勉強してきた経験から、とっかかりとなる英語の文章を知らなきゃとか、こう言われたらどうしようと、まだ起きていないことばかり心配して、事前に覚えようとしてしまいます。
大人として、実際何を話そうかと、コミュニケーションの悩みもあるかもしれません。
前に進めないのは、これらが原因だと思います。
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この現象は、仕事で顕著に見られます。
新しいことにチャレンジするのは、日常茶飯事。むしろ、まだ知らない、初めてのことばかり。
新人からベテラン、リーダー、その部門長、取締役、社長。役割が変われば、当然仕事も変わります。
その都度新しいことがやってくるわけですが、「教えてもらってないからわかりません」などと言い訳をしているようでは、いつになってもできるようにならないでしょう。
ではどうすればいいか。
答えは、もうわかりますよね?
先のことなんて考えなくていいんです。失敗して当たり前。始めてのこととして、子供のように純粋に楽しんじゃえばいい。
変なプライドや心配が心の中で芽生えるから、苦しんでしまうのです。
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もちろん勉強は必要ですが、結局身につくのは行動だけ。
まだ起こっていないことに労をかけないで、実際に行動して起こった問題にだけ、本気で対応するくらいになりましょう!
■【今日の質問】
「初めてのことに躊躇していませんか?」
■【今日の名言】
「常に一歩前進することを心がけよ。停止は退歩を意味する。」(野村 徳七|実業家)
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【今日の「ヒント」】
なかなか行動できないのは、失敗したらどうしようという気持ちが強いから。
これは、大人になった証拠でもありますが、成長過程には必要のないプライドなのです。
失敗したっていいじゃないですか。恥ずかしい経験は、むしろ後から笑い話になってくれるでしょう。
ぜひ子供のように積極的に行動して、純粋に楽しめるようになりましょう!
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