(イメージ:pixabay)
ここ数日間、飲食店における大事な心についてお話ししています。
・お客様
・働く仲間
・料理
・空間
・自己
今日は料理と空間、自己について。
もう少しお付き合いください。
◆
まず料理ですが、ここでお伝えしたいことはメニューの内容ではなく、
いかにお客様のために料理を作るかということ。
どれだけたくさん修行を積み、過去に名誉ある賞を獲得していたとしても、
今という時間に力を発揮しなければ、全く意味がありません。
疲れてきたから、忙しいからという理由でやる気が失せてしまい、
適当に料理を作ってしまう。
まさかそんな人はいないと信じたいですが、
実際に写真とは異なる料理と出会ったことがある人は、
意外と多いのではないでしょうか。
今の時代、普通の学生が料理を盛り付け、提供するお店も多いです。
そんな彼らに、その料理を食すお客様のことを考えて、
いかにキレイに、美味しそうに盛りつけることができるかを、
しっかりと教育する必要があるんですね。
もちろん食材の品質は絶対。
消費期限は問題なかったとしても、少し茶色がかったレタスでサラダを作っていないでしょうか。
そもそも、その食材の管理方法は問題ないでしょうか。
飲食店として料理は基本中の基本。
今一度、しっかりと見直したいところですね。
◆
そして、料理と同じように対応したいのが空間。
つまり、お店の清潔さです。
床にゴミは落ちていないでしょうか。
よく言われていることですが、トイレは心地よい空間となっているでしょうか。
掃除をしない店舗もある中、掃除をするだけでも十分かもしれません。
しかし、入店した瞬間にキレイだ!と思えるお店は、
何かとこだわって清掃しています。
ラーメン店でも、ダクトや壁含め、銀色になっている箇所がピカピカの店舗もあれば、
油の上に油が重なり、黒ずみが激しい店舗もある。
テーブルや椅子、カスター、メニューなども、ベトベトしている店舗もあれば、
さらさらでピカピカしている店舗も。
歩くたびにぺたぺた音が鳴る床。
所々ゴミが落ちているお店。
汚れが残っている食器。
全てはそこのお店で働いている従業員の、お客様をお迎えする気持ち次第なんですね。
自分だったらどんな気持ちになるだろうか。
しっかり考えるだけでも、日頃の仕事に対する姿勢が変わってくるのではないでしょうか。
◆
最後に自己。
ここまで挙げてきた「お客様」「働く仲間」「料理」「空間」に対して、
しっかり意識して徹底的に行動していくことで、
最終的には自分の成長につながってきます。
しかし、これを実現するためには、常にお客様など誰かのために懸命に行動するという、
誠実かつ正しい人間として、さらにいつもプラスに考えて行動する前向きさが必須。
日頃から人としての格を上げる努力を怠らず、
忙しさや楽さに負けない強い心を持つように、
自分を律しながら過ごしていけたら。
そういった人たちが集まった飲食店で、多くの人たちを幸せな気持ちにしていきたいですね!
■【今日の質問】
「やるべきことを全力で行なっていますか?」
■【今日の名言】
「自分がちっぽけに思えても、
不屈の精神があれば
その気持ちに打ち勝つことができる。」
(エレン・グラスゴー|小説家)
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【今日の「ヒント」】
良い飲食店は、心を込めて行動している人が集まった場所。
お客様のために、仲間のために、各自がしっかりと意識して行動するからこそ、
雰囲気として現れ、繁盛店へと成長していくのだ。
そのためにも、日頃から自分を律し、
目の前のことを全力で行える習慣を身につけていこう!
心を動かせば成長が加速するって知ってる?
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