(イメージ:pixabay)
昨日のメルマガで、心で商売することに関してインタビューを受けたという話をしました。
せっかくなので、僕の中でイメージする飲食店で必要な心の持ち方についてまとめようと思います。
そもそも飲食店において常に気にしなければならないことってなんだと思いますか?
・お客様満足度
・売上
・利益
・立地
・来客促進
・サービス向上
・料理の質
・清潔さ
・雰囲気
・メニュー内容
細かく見ていったらキリがないほど、たくさん出てくるのではないでしょうか。
これらのリストをカレンダーに落とし込んで、
毎日その項目に注視していく方法もアリ。
特にチェーン系のお店では、QSCや5Sなどといった取り組みが体系化され、
チェックシート形式で毎日実施されていることでしょう。
今年の6月から施行されるHACCP(ハサップ)など、
保健所がらみの書類を合わせると、毎日チェックする紙だけで10枚は軽く超えてきます。
しかし、それらは飲食店の経営という視点から見ると、
どれも派生していった細かいことばかり。
もちろんどれも重要なことに変わりはないのですが、
今日はもっと大きなテーマである、心に特化したものをお届けしていきます。
◆
商売において基本的な心とは、ずばり「おもてなし」の心。
東日本大震災の時、滝沢クリスタルが世界に向けて発信したことから、日本のおもてなしが注目されましたが、
個を重要視する西洋文化に対し、組織を重んじる日本の文化にも良いところがあることを、
世界が認めた印象に残る出来事でした。
このおもてなしの心を中心に、飲食店では次の対象で発揮するべきだと考えます。
・お客様
・働く仲間
・料理
・空間
・自己
順番に見ていきましょう。
まずお客様は言わずもがな。
おもてなしと言ったらお客様に対してだというのは、誰もが容易に想像できることですね。
いかにお客様が満足してくれるか。喜んでいただけるか。
全てはここにつながってくる、絶対条件となります。
実際この後続く4つのことは、お客様を満足させるための手段とも言えてしまうほど。
お客様が来てくれて初めて商売が成り立つ以上、
ここは絶対に外せませんし、常に意識していなければならないことなのです。
疲れたとか面倒くさいなんて関係ありません。
もちろんわがままいっぱいで難癖をつけてくるようなお客様は論外。
こちらもお客様を選ぶ権利はあります。
自分たちが考えるお店のコンセプトに合わないようなお客様であれば、
毅然とした態度で堂々とお断りするべきです。
しかし、そうでないならば、自分たちの事情など2の次3の次にして、
真っ先にお客様のために行動するべきなのです。
この考え方を持つためにも、次に続く「仲間のためのおもてなし」が必要になってきます。
◆
と、熱く語りすぎたせいで少し長くなりそうですね。。
続きは明日お話ししますね!
■【今日の質問】
「あなたが想うおもてなしを教えてください」
■【今日の名言】
「当たり前のおもてなしを超える、
もう一つ上のおもてなしを目指してほしい」
(鎌田實|諏訪中央病院名誉院長)
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【今日の「ヒント」】
飲食店の商売において、
やらなければならないことはたくさんある。
しかし、それら全ては心の商売から派生すること。
まず大前提として行うべきはお客様へのおもてなしの心を持つことなのだ。
おもてなしとは何なのか。
今一度じっくり考えてみてはいかがだろうか。
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