昨日は、脳の仕組みからストレスと心身症発生の仕組みをお話ししました。
少し生々しく、淡々とお伝えしたので、嫌な気持ちになった方も多いかもしれません。
そこで、今日はその仕組みを利用して、うまくストレスを回避するヒントをお伝えしたいと思います!
ストレスは、本能であるやりたいことを、理性が抑えてしまうため発生してしまいます。
さらに理性を抑えすぎることで、心身症という体にまで影響が出てしまう現象が起こるのでした。
つまり、ストレスを溜めない究極の答えは、本能むき出しで過ごせばいいということになります。
でも、これはもちろんダメですよね。みんながやりたいことをやっていたら、社会は崩壊してしまいますから。
なので、ある程度の理性は必要なのです。
ではどうすればいいのか。
正しい答えは、適度に本能に変わる何かで、理性の殻を破ってあげればいいのです!
例えば、大声で歌う。カラオケに行くと、結構スッキリしませんか?
声を出すというのは、脳幹が管轄する部分。それに加えて大きな声を出すことで、抑圧されていることを取り除く効果があるんですね!
また、体を動かすのもオススメです。
僕は個人的にランニングを趣味にしているのですが、外を走ることで、脳幹が管理している体、眼、鼻、肌など、さまざまな筋肉が刺激され、心地よい疲れと共にリフレッシュしています。
ランニングとは行かないまでも、体をほぐしたり、買い物目的で外を歩くだけでも、かなり気分が変わりますよ!
ちなみに、ショッピングや食欲でストレスを発散しているという方を見聞きしますが、実は余計にストレスを溜めていることを知っておいた方がいいですよ。
よーく考えてみてください。
たくさんモノを買った後、冷静になった時どんな気持ちになりますか?
お腹いっぱい食べ続けたら、いったい何が残りますか?
◆
ストレスを溜めないためには、結局は本能を適度に開放してあげるしかないのです。
それは、脳幹に関わる生きるために無意識で行っていること。
呼吸や筋肉、睡眠、血液など。声を出すことや、見たり聞いたり感じたり。味わったり匂いを嗅いだり。五感と言われる部分を刺激するのもいいかもしれません。
最近心が疲れているなぁ。
そんな風に感じたら、ぜひ本能を開放してあげて、脳幹を刺激してあげましょう!
■【今日の質問】
「ストレス、感じていませんか?」
■【今日の名言】
「細道で犬に出会ったら、権利を主張して噛みつかれるよりも、犬に道を譲った方が賢明だ。たとえ犬を殺したとて、噛まれた傷は治らない。」(エイブラハム・リンカーン|米国16代大統領)
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【今日の「ヒント」】
人は理性があるから社会を形成できる。しかし、本来生物は本能で生きるもの。
その本能を抑えすぎるから、ストレスを感じてしまうのだ。
もし日々の生活でストレスを感じたなら、人として、生物としての根っこである脳幹を刺激する、そんな行動をしてみよう。
心身共に軽くなり、ストレスフリーな人生に変わるだろう。
心を動かせば成長が加速するって知ってる?
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