日経新聞を読んでいて、職場の環境に対して学べる記事を見つけました。今日はそれを自分なりにまとめていきます。
内容は、タイトルにある人材育成の環境。人が成長していくにあたり、次の3つの場があると良いのだそうです。
・修羅場・土壇場・正念場
文字だけ読むとどれもしんどそうですよね(笑)
しかし、後々リーダーとなるにあたり、これらの経験は必須。確かに上の3つの場を経験している人は強い。
どんな状況下でも、そして大きな問題が起こったとしても、一緒に働いているだけで安心感がありますよね。
では、それぞれ解説していきます。
「修羅場」は、文字通り苦労を経験すること。どうしようもないほど忙しい時間を過ごしたり、大問題に対して懸命に対応したり。
普段ではあり得ないような、でもやらなければいけない重要な仕事を最後までやり遂げる。そんな場を経験しているのとしていないのとでは、後々のキャリアで大きな差がつきます。
これは、純粋に忙しい時間をスムーズに、かつ高いレベルで行っていけることが理想的。しかし、ただその場に参加しているだけでも効果は大きいです。
「あいつは新人だから」「あの人には難しすぎるだろう」「俺たちベテランだけでやろう」
などと決めつけたり、やりやすい人材だけでやろうとせず、可能な限り多くの人に経験させてあげることが望ましいのです。
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「土壇場」は、瞬発力を養うのに必要。
土壇場でひっくり返すという言葉がありますが、まさに窮地の中でどう判断し、行動していくかが重要になってきます。
・お客様にクレームを言われた・料理を間違えてしまった・余計な一言で人間関係が悪化した
そんな小さな問題から、
・戦略を間違えて客数が減ってしまった・人不足でこのままでは営業ができない
など大きな問題まで。
窮地に追い込まれた時に、適切な判断を行い、素早く行動に移せるか。
この反射神経ともいえる対応力は、仕事においてとても大事な能力になります。
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「正念場」は根性だめし(笑)つまり、継続力を身につける訓練になります。
・最悪な状況が続き、もはや失敗に終わりそうだ・どうしてもお客様が納得してくれず、怒りがおさまらない・後1万円で目標額に達成できる
そんな場面で、いかにモチベーションを高め、やり続けられるか。新しい発想を持ってでもなんとかしようと諦めないでいられるか。
土壇場と似ているところもありますが、いざという時に「何くそ!」と頑張る力が重要なんですね。
◆
苦労を買ってでも経験した方がいい。どれも、そんな教えが見え隠れしています。
リーダーであるならば、多くの人にできるだけ責任を持たせるようにしなければいけないことがわかります。
なんでも自分でやってしまわず、任せる勇気が重要なんですね!
また一般の人なら、楽に仕事をしようなんて考え自体が間違っていることがわかりますね。
仕事で大変だなぁと感じたら、それは絶好のチャンス。喜んで苦労を体験しちゃいましょー!
■【今日の質問】
「仕事の苦労、楽しめていますか?」
■【今日の名言】
「苦労せざるものは幸運に値せず」(レオナルド・ダ・ヴィンチ|芸術家)
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【今日の「ヒント」】
仕事上で人が成長するために、おすすめの場が3つある。
・修羅場・土壇場・正念場
どれも苦労が前提の、大変な場であることは間違いない。
しかし、大きく学べることも確か。
成長するために、可能な限り積極的に経験していきたいものだ。
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