ちょっと想像してみてください。自分の大切な人へ、その人が大好きなものをプレゼントしたいと思い、買い物に行った時。
店員さんのちょっとした優しさと気遣いから、さらにプラスアルファのプレゼントが用意できたとしたら。
きっとあなたは、次の3つの喜びに浸れるのではないでしょうか。
・素敵な体験を通して幸せな気分になる喜び・豪華になったプレゼントをするまでの待ち遠しい喜び・買い物をした時の店員さんとの出来事を、大切な人に話す喜び
実は、こんな出来事を先日体験させてもらいました。
今日は、サービス業を営んでいる方はもちろん、すべての方に参考になるであろう実話をお話ししたいと思います。
◆
僕には子供が4人いるのですが、女の子は長女だけ。小6になる娘は、徐々に「お父さんくさい!」と言い始めてきました。思春期を迎えるから仕方ないんですけどねー(笑)
まあ、普段から会話は多いですし、別に喧嘩してるわけでもないので、ムキになることなく「ごめんよー」と軽く流しています。
父親にとって1人目の女の子は、目に入れても痛くないほど可愛いもの。例え娘が幾つになろうと、やっぱり大切な存在なんですね。もちろん変な意味ではないので、誤解しないでくださいねー。
そんな娘は鬼滅の刃が大好き。時間を見つけては、漫画やスマホを見ながら絵を描いたり、最近流行のプラ板を作っています。
また七夕の時も、折り紙で上手に形を整えながら、ペンで絵を描いてめちゃくちゃ素敵なデザインの短冊を作っていました。
おかげで、コラボ商品が出る度に親は全力で出動です(笑)可能な限り大人買いをして、買ってあげる親バカっぷりなのでした。。
そんな鬼滅の刃ですが、有名な文房具メーカーとのコラボキャンペーンが行われると知り、先日通勤中に該当するお店へ行ってみました。
しかし、キャンペーンは次の日からとのこと。ちょうどお休みと重なったので、改めて地元にあるお店へ出向いたのです。
文房具コーナーで探してみると、直ぐに見つけることができました。いわゆるボールペンを買うとおまけが貰えるというキャンペーンだったのですが、そのおまけにはデザインが2種類あったのです。
そこで、近くにいた店員さんに声をかけてみました。「すみません、これ2種類もらうことなんてできないですよね。子供が大ファンなもので。。」
そうお願いしてみたのです。
すると、その店員さんは「そうなんですよ、1人一部って決まってるんですよね。(少し考えて)でも、差し上げちゃいますよ!うちの子供も大ファンなんで、その気持ちすごくよくわかりますから。」と、快く受けてくれました!
そこでさらにプラスで家族分6本買おうとしたら、「先に買っているセットが8本入りなので、あと2本でいいですよ!」と、これまた素敵な提案をいただきました。
ああ、なんていい人なんでしょう!その言葉に甘えて、3本だけ追加させてもらいました。
この時子供が4人いる話をしたのですが、なんとその方も4人子供がいるそうで、ものすごく盛り上がってしまいました(笑)
その後、忙しい中僕のためにわざわざレジをやってくれ、おまけを2つくれただけでなく、「優しいお父さんですよねー。頑張っている奥さんにもこれを入れときますね!」と、化粧品などのサンプル品を2つも渡してくれたのでした。
◆
この時の僕の心が、ほんわか暖かくなっていたのは想像できますよね。
おまけしてくれたのも嬉しかったのですが、会話を通して家庭で同じ境遇にいるという共通点もあり、ただただ幸せな気分に浸りました。
プレゼントを渡す際、当然子供たちや嫁にその時の状況を説明し、いつかお礼しに行こうと話したのでした。
当人だけでなく、この話を聞いた人までも幸せな気分に浸れる。これこそまさに神対応!
接客業を行っている身として、こんな対応ができる店員の方に憧れに近い感情を抱きつつ、改めてお客様に感動を与える仕事をしようと意識しました。
皆さまも、小さな気遣いで世の中を明るくしていきませんか?
■【今日の質問】
「体験した感動を教えてください!」
■【今日の名言】
「他人に対する思いやりと共感は、私たちが差し出せる最大の贈り物なのだ。」(タルサン・トルク|人物詳細不詳)
○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○
【今日の「ヒント」】
ちょっとした気遣いは多くの人を幸せにする。
ルールももちろん大事だが、その時その時の状況に応じて、相手が喜ぶ行動を取るのはいいものだ。
最初は1人だったとしても、会話などを通じて徐々に幸せが広がるきっかけになる。
心を動かせば成長が加速するって知ってる?
やる気は心の状態に左右されます。 感動する時、人は無になれるんです! ゼロになれば、プラスのことが吸収されやすいですよね。 そんな効果のあるメルマガを毎日お届けしています! ⇒詳細はこちら