人生50年。
戦国時代の武将である織田信長は、本能寺の変で死を覚悟した際、そう歌に残したと言われています。
それは今から約500年前の話。
今では平均年齢が80歳を超え、人生100年時代と騒がれるようになりました。
そんな時代では、40代はまだまだひよっこ。ようやく折り返し地点を通過したかどうかでしかないのです。
しかし、現実に目を向けてみると、収入がないと生きていけない社会になっています。つまり、仕事をしないと経済面で破綻をきたす人が大半なのが現実。
その仕事も、多くの会社では60歳が定年となっています。
もちろん多くの会社では再雇用制度により、長いところで80歳まで働けるようになったところもあります。
でも、条件もいろいろ合ったりでまだ活用している人は少ないようです。
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少し壮大な話から始めましたが、言いたいことは次の事実。
「40代の人生は半ばなのに、仕事は後半である。」
この言葉、40代の人はなんかじわじわ来ませんか?
僕らの世代は団塊ジュニアと呼ばれる人たちもおり、かなり世代人口は多いです。今までイケイケだった飲食業界も、だいぶ高齢化してきました。
業態にもよりますが、40代、50代の人たちが現場で頑張っている姿も多くみるようになりました。
特に若い人たちには嫌煙されがちな飲食業界。これからは我々のような「いい歳した人」が普通に働いている環境になるでしょう。
その時にどういう立場になっていたいか。
僕は数年前から動き始め、着々と準備を進めています。
何が言いたいかというと、「働く時期は短いのに、まだまだ人生は残っている現実に対して、しっかり向き合っていますか?」という問題提起をしたいのです。
数ヶ月前、老後資金に2000万円が必要だという政府からの発表が話題になりました。
そんなことを言われなくても、誰もが老後の資金に対して危機感を持っているのに、なぜあえて煽るようなことをしたのでしょう。。
僕個人的にはそのように感じました。
貯金ができるならとっくにしているでしょうし、余裕があるなら少子化問題なんか起こらないのではないでしょうか。子供4人を育てながら貯金なんて、よっぽどの立場じゃないと難しい。
もちろんたくさんの恩恵も受けているので批判をしているわけではありません。
後半に差し掛かった仕事面で、残りのプランをしっかり考えながら真剣に取り組んでいかないと、いざ定年を迎えた時に悲惨な状況が待ってますよ。
そう訴えたいのです。
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人生は長い。しかし、仕事をする時間は限られている。
この現実は変えられません。
そんな状況を今一度しっかり把握して、人生設計を組み立てることをお勧めします。
■【今日の質問】
「定年後も働きますか?」
■【今日の名言】
「私たちは、いわば二回この世に生まれる。一回目は存在するために、二回目は生きるために。」(ジャン=ジャック・ルソー|哲学者)
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【今日の「ヒント」】
40代の苦悩。それは人生は長いのに、仕事では終盤に差し掛かったという現実から来ること。
残り十数年、定年を迎えるまでにどうしていきたいか。また定年後のワークプランはどうするのか。
コロナの影響で社会が大きく変わろうとしているこの時期だからこそ、しっかりと自分の人生を見つめ直してみるいい機会ではないだろうか。
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