こつこつ成長論

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働き方 自己成長

自分のことをさらに見つめてみる

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昨日は、継続するものとして、自分を見つめることを提案してみました。
2日目の今日も、自分の良い所をしっかりと考えてみましたでしょうか。

さて今日は、自分のことを見つめる内省を、もう少し深めていくことをお話ししていきます。

生きていると、必ず悩みが出てくると思いますし、実際今も何かしら悩みがあるのではないでしょうか。
苦悩は、自分が思い描いている理想に対して、現実が伴っていない、理想と現実のギャップにより発生する出来事。
例えば、みんなが積極的にお客様のために働いているお店というのは、活気があり働いていて楽しいものです。
しかし、半分以上の人が楽をしたいと思い、お客様を二の次にするような働き方をしていたら、そこに悩みが存在しますよね?
この時、理想としては・お客様を大切にする・疲れてもお客様を満足させることで働く楽しさを感じるという理想的な働き方が想像できます。
しかし、現実は半分以上の従業員が、やる気なくおしゃべりに夢中でお客様を見ていない。
このギャップが苦悩の原因となって自分を苦しめるようになります。
今日ご紹介する習慣は、このギャップを見つけ、心の中にある苦悩を取り除く方法になります。

そこでまずやるべきことは、現在心がモヤモヤしている原因を書き出します。
昨日ご紹介した通り、ノートなりスマホなり紙を用意しましょう。
そして、心の中に思考を巡らせていき、深層心理を探っていきます。
誰がみるものでもないので、話し言葉でも構いません。心の奥底にある不満を、ありったけ書き出してみましょう!
例えば上の例で言うと、
・誰も自分の言うことを聞いてくれない・もしかして、自分が邪魔者のようになってる?・ちゃんとお客様を見ろよ!!・それ、今やることじゃないって・この忙しさ、気付いてないの?・なんで今日は楽だったとか言えるんだ?・今日もクレームが出ちゃった・なんかどっと疲れたなー・なんであんな言い方するんだろう?・誰も手伝ってくれないや・また文句ばっかり言われてる
とにかくなんでもいいので、不満に思ったことを書き出してみましょう!
そして、これらの項目全てに対して、
◎自分中心の考えか?◎相手ために考えていることか?
一つずつ振り分けてみてください。

よくよく見てみると、上の例は全部自分中心ではないでしょうか。
結論から言ってしまうと、今回のワークは、自己中心的な考え方を再認識することにあります。
なので、一通り不満をあげた後、なんだかんだ自分が一番、相手への配慮がなかったことに気づくと思います。
そして、不満をあげた一つの項目に対して、1日ずつ他人中心の発想で考え直してみて欲しいのです。

ひとつだけやってみます。
・誰も自分のことを聞いてくれない
この不満に対しては、・自分はみんなの話をちゃんと聞いているだろうか?・相手がわかるような言葉で話しているだろうか。・そもそも相手が聞けるタイミングで話しかけただろうか。・話している時の相手の状況まで考えていたか?・どんなタイミングで、どう伝えれば話を聞いてくれるだろう?
少し考えただけでも、様々な角度から見直すことができました。

いかがでしょうか?
まず自分の良い所と悪い所を見つめる習慣を身につけることで、このようにしっかりと自己分析を行いつつ、前に進むための新しい発想が浮かんでくるようになるのです!
この作業は、あげる項目にもよりますが、やはり10日から1ヶ月くらいかかると思います。
合計で半月から2ヶ月間、みっちり思考を巡らせてみてくださいね。
その後の成長は、僕が保証いたします!!

■【今日の質問】
「仕事で不満に感じたことは何ですか?」

■【今日の名言】
「自分の置かれている状況に不平不満の声をあげるばかりで、その可能性に対して心を閉じていると、人生の本当の恵みを見極めることはできない。」(稲盛 和夫|実業家)

○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○
【今日の「ヒント」】
たまには、自分のことをとことん見つめているといい。
知らなかった自分が発見できるだけでなく、今まで悩みだと思っていたことが、実はくだらないことだったと気づけるから。
ぜひこの継続チャレンジを実践して、大きく進化した自分を楽しんでみて欲しい。

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