数年前からなかなか時間が合わず、実家に帰ることが極端に減りました。
そこへコロナの襲来。
少し重めの病気を患っている両親に会うのがためらわれ、
ますます実家への道のりが遠くなっています。
その現状と反比例するように、自身もいい歳になるにつれ、
親孝行という言葉が頭をよぎるようになってきました。
親孝行はできるうちにやれ。
昔言われた言葉なのですが、その言葉だけがやたら頭の中を反芻しています。
お金に余裕があるならば、色々やりようがあるかもしれません。
しかし、両親も苦労人であり、自身も今はなかなか厳しい状況。
そんな中でできることはないか。
漠然と意識し始めました。
そんな時、昨年の末からPOP筆字を本格的に学ぼうと練習をスタート。
同時にたまたま切手を大量に手に入れることができたことから、
手紙を出すことを決意。
お袋は本当に字が上手く、コミュニケーション能力と商才があれば、
間違いなくお金がもらえるほどの腕前なのです。
なんて、きっと僕自身にもっと能力があれば、
お袋を有名人にすることができるんでしょうけどね。
字を上手くする一番の近道は、とにかく綺麗な文字を真似て書き続けることだそう。
そこで今必死に練習をしているのですが、ここでお袋の本物の文字を常に見続けるのは良いことだと、ふと思いついたのです。
手紙を送れば嬉しいもの。
特に昭和時代を生き抜いてきた昔の人間であるお袋にとって、
手紙というのは普通のやりとり。
一石が何鳥にもなるナイスなアイディアだと、
相変わらず独りよがりな考え方を思いつき、
それを実行して親孝行ができていると思い込んでいます。
◆
この手紙を送る習慣が、そろそろ1ヶ月になろうとしています。
たまには変化球をと思い、子供たちにも手紙を書いてもらい、
一緒に送ることにしました。
手紙は頭を使いますし、両親も孫からの手紙は嬉しいのではないか。
そう思うと、これはこれで良い習慣だと改めて続ける意識が高まっています。
しかし、他にも何かできないものか、そんな風にも考えてしまいます。
一番良いのは直接行って顔を見せ、食事をしながら会話をすることがいいのでしょう。
でも、コロナ禍ではそれはなるべくやらない方がいい。
ではどうすればいいのか。
結局のところ、多少はお金に頼らざるを得なくなるんですね。
今は本当に便利な世の中になりました。
インターネットで注文するだけで、簡単にプレゼントを送ることができます。
父の日や母の日、敬老の日など、イベントではなるべくプレゼントを送るようにしているのですが、
個人的にはAmazonで注文して届けるようにしています。
昔は個人情報をネットに登録するなんてあり得ないと考えていたのですが、
今はハンコもデジタル化される時代。
お金も仮想通貨となるなど、どんどん世の中のスタンダードが変わってきています。
そんなスピード感あふれる時代に取り残されないようにするためにも、
まずはインターネットでの買い物に慣れないといけないのかもしれませんね。
◆
いろいろ便利なものがある世の中だからこそ、
自分に合った本当にいいものを見つけることが難しい時代。
情報に振り回され、自分を見失わないよう、
しっかりと見極める力、必要なことだけを得る力を養っていかなきゃですね!
■【今日の質問】
「親孝行してますか?」
■【今日の名言】
「親を大切にするという道徳は、
人間として最も尊いものだと思います。」
(松下幸之助|実業家)
○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○o。.。o○
【今日の「ヒント」】
団塊ジュニアの世代にとって、親はいい年齢になっているはず。
もし健在なのであれば、今のうちにしっかり親孝行をするべきだ。
内容は個々人に合ったものでよく、
お金や豪華さなどは関係ない。
親がいるからこそ自分の存在がある。
この事実を改めて考え、感謝の気持ちを届けてみてはどうだろうか。
心を動かせば成長が加速するって知ってる?
やる気は心の状態に左右されます。 感動する時、人は無になれるんです! ゼロになれば、プラスのことが吸収されやすいですよね。 そんな効果のあるメルマガを毎日お届けしています! ⇒詳細はこちら