人間としての原点

人間は、進化の過程で集団生活をするようになりました。
それは、おそらく生きていく過程で1人よりも複数いる方が生存率が高まったからだと思います。

ここまでは動物も同じ。
しかし、人間には動物と違う知恵がありました。

より豊かに暮らしていくためには。
より確実に食料を手に入れるためには。

そんな欲を持ったのも、人間としての特性である脳が発達していたからなのです。

こうして集団生活を行っていくうちに、言語が生まれ、
ルールが誕生し、文明が築かれていきました。

このように進化していく過程で、他人と触れ合っていたいし、
話を聞いてもらいたいという、
人間としての本能が芽生えてきたのではないでしょうか。

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有名なマズローの法則として、5段階欲求がありますが、
その中に社会的欲求と承認欲求というものがあります。

つまりどこかに所属し、人に認めてもらいたいという欲なのですが、
これなども上にあげた本能をもとに時代経過に合わせて構築されたもの。

その欲が強くなりすぎて、我慢してでもその環境を求めようとするあまり、
だんだんと疲れてしまい、コミュ障などと発信し、自ら外部と遮断してしまう。

社会が複雑になり、個人に求められることが多くなってきた現代特有の悩みとして、
苦労している方も多いのではないでしょうか。

しかし、これは本来の人間としての生き方を否定しているのと同じ。

もっと楽に生きるために、実は自分1人でも上の問題を解決する方法があるんです！

それは、いつも身近にいる自分という人間を頼ること。

もし否定的な考えが頭の中を支配してきたなら、
そんな自分に話しかけてみてください。

「今みたいなネガティブな人生、本当に望んでいたのかな？」

おそらく多くの方は、楽しく生きていたいはず。

この質問をきっかけに、じゃあどうしていこうかと、
少しでも前を向けるようになるのではないでしょうか。

少なくとも、自分というコミュニティの中には所属しているし、
まずは誰でもない自分自身のことを認めてあげてください。

それだけでも、心は軽くなるはずですよ。

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本質という意味では、飲食店の存在価値は、美味しいモノを食べることではなく、
実は人との交わりを実現できる場所。

もちろん、そこに美味しさや価格、店内の雰囲気などが複雑に絡み合っているわけですけどね。

それらの条件は、愛され続けるお店になれるかどうかという判断基準にはなるけれども、
本質としては人が人同士一緒にいたいだけなんですね。

その当たり前の中で、流行に走ってしまうのではなく、
自分のお店の強み、売りは何かを再確認するべきなのです。

自分からお客様を呼ぶのではなく、
むしろそのお店だけで行っているとんがった部分を気に入った人だけが来てくれる。

そんなお店作りをするべきなんですね。

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少し話が逸れましたが、お店と同じように、自分から周囲に合わせるのではなく、

「こんな自分だけど一緒にいませんか？」

と、あまり気にせず気楽に過ごしていけばいい。
だって、人間の本質は、人と触れ合い、一緒にいたいだけなんですからね！

複雑に考えを広げすぎず、シンプルにいきましょう。
自分自身という味方が、必ず助けてくれますよ！

■【今日の質問】

「自分のこと、認めてあげませんか？」

■【今日の名言】

「もしも全世界の人が、あなたを憎しみ、
あなたを悪人だと信じたとしても、
あなたの良心があなたの正しいことを証明し、
無罪を言い渡すのだったら、
あなたは味方がないわけではない。」
（シャーロット・ブロンテ｜小説家）

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【今日の「ヒント」】

人間の本質は、人類の歴史から見ても一緒にいることが前提となっているようだ。

生きていく上で、人間関係で色々と悩みが出てくるのは自然のこと。

その悩みに対して、まずはあなた自身があなたを認めてあげるといい。

自分自身を愛し、信じてあげることで、
必ず心が軽くなり、幸せが訪れるから。

心を動かせば成長が加速するって知ってる？