団塊世代、団塊ジュニアと騒がれて、今はミレニアム世代が世の中の中心になろうとしています。
ミレニアム世代は、主に20〜30代の人たち。
その先頭を走る人たちが、そろそろ40代を迎える時代になってきました。
僕のような40代の、特に後半世代はまさに団塊ジュニアのど真ん中。
人口が多いのが最大の特徴で、会社内でもある程度社会的地位を確立した人が多い、まさに今世の中を中心になって活躍する世代だと自負しています。
しかし、そんな団塊ジュニアも50代。
一昔前で言えば、そろそろ次世代にバトンタッチするような世代なのです。
もちろんまだまだ現役で働けますし、まさに今が一番脂の乗ってる楽しい時期。
しかし、ITが浸透してきた現在、主役の座は徐々に若いミレニアム世代へといこうしていきているのも事実です。
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数年前に、朝活なるものが流行りました。
これは自己成長を促すもので、出勤前に社外の方と会い、様々な取り組みを通して見識を深め、人脈を広げて行くもの。
実際僕自身もいろんな会に参加しましたし、自身でも読書会を主催して、その活動の恩恵をたくさん受けました。
そんな最中に襲ってきた新型コロナウイルス。
世の中ではリモートワークが半ば強制的に行われるようになりました。
そこで、注目されて来たのがミレニアム世代。
もともとスマホが得意なこの世代は、デジタル化して行く世の中にすぐに対応していったのです。
画面を通して交流を深める。
僕らのような年代の人間には、かなり違和感を感じてしまうリモートも、彼らにとってはもはや当たり前のこと。
むしろより自分時間が増えることとなり、昨今では副業を推奨する企業も増えてきたほど。
リアルで会えない分、リモートで多くの人とつながっていき、自分を高めていく人が増えてきたのです。
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実際、上の意見が絶対と考えがちの団塊ジュニア世代に比べ、自分たちで変えてやろうという意識が強いのもミレニアム世代の特徴。
外部企業の方々と交流を深め、みんなで協力することで新しいカタチを創造し、内側から働き方自体を変えてしまう人もいるほどです。
情や報酬、福利厚生などでは職を探さず、やりがいを通して自分の居場所を見つけるために仕事を探す。
裏を返せば、ワクワクしない会社だと、すぐに見切りをつけてしまうのもこの世代なのです。
なので、僕たち40代は、彼らがより働きやすい環境を整えて行く必要があると考えています。
まだまだ現役リーダーとして彼らを導きつつ、自分たちにはない、彼らの強みを生かしてあげられる組織。
徐々に代替わりの準備をし、主役の座を明け渡していく、そんな働き方をしていけるといいですね!
■【今日の質問】
「自分の役割、考えたことはありますか?」
■【今日の名言】
「それは私の責任です。
ということが言い切れてこそ、責任者たりうる。」
(松下幸之助|実業家)
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【今日の「ヒント」】
人生の中で、最も仕事ができる世代。
それが40代だ。
経験や知識を蓄え、まだまだ現役として体が動く年代として、
仕事を中心になって引っ張って行くのは当たり前。
しかし、毎年やってくる新しい世代に対して、
その座を明け渡す準備も行うべきだろう。
良いところを後に残しながら、サポートしていく働き方。
少しずつ意識してみてはいかがだろか。
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