少子化と騒がれて久しい日本ですが、平均寿命は年々伸びており、長寿国としてありがたい環境にあります。
2019年に厚生労働省がまとめた情報によると、日本人の平均寿命は女性が87歳、男性が81歳だそうです。
確かに僕の祖母も94歳まで長生きしていることを考えると、長寿国である日本人でよかったなぁと感じています。
さて、この平均寿命を時間換算すると、どのくらいになるかわかりますか?
わかりやすく平均寿命を80歳とすると、
80歳x356日x24時間=700,800時間
つまり、タイトルに掲げた70万時間となるんです。
70万時間と聞いた時、長いと感じましたか?短いと感じましたか?
正直僕は、最初に70万時間という言葉を聞いたときは果てしない時間のように感じ、あまり気にしませんでした。
しかし、人生すべての時間だと知った時、とても短いと思ったのです。
ただし、同時に普段から話している1万時間の法則を実現するためにはたくさんの時間があることも知り、やる気も湧いてきました。
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先日日経新聞で読んで初めて知ったのですが、70万時間という名前で行っている移動ホテルがあるそうです。
会員制のためほとんど知られていないのですが、数ヶ月単位でイタリア、カンボジア、ブラジルなどと新たな場所に設営するのです。
オーナーは超高級ホテルを創設した実業家のティエリー・テシエさん。
期間はおよそ半年ほどで、例えば5か所目に選ばれた京都府の伊根町は、湾に沿って船の納屋が連なる建物群が国の重要文化転動的建造物群保存地区となっている場所。
そこにあった元民泊の内部を改築して作られるなど、多くがもともとあった建物を活用するのだそう。
しかし、それはその土地の文化や生活感を大事にするために行っていること。インテリアには細部にまでこだわり、一切妥協をしないのだとか。
前述した京都の部屋には、味噌を漬け込むツボに花が生けているかと思えば、特注したフランス産のテーブルや椅子を配置しています。
もちろん食事もなるべくその土地のものにこだわり、地元のお酒とともに提供するのだそう。食事の時間に合わせて場所を変えたり、シークレットの離れで食したり。
生産者と交流を深める機会や、近隣を散策して文化に触れたりと、その土地に合わせた嬉しい企画が随所に散りばめられています。
まさにホテル業を営みながら、細部にわたり細かい演出が用意されたプライベート旅行が満喫できるんです。
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まだ若い頃、具体的には40代前半まではまだまだ時間がたくさんあると思っていました。
しかし、40代後半に入り、人生にブレがなくなった今は、1日どころか1分が本当に惜しいと思っています。だからこそ、毎日毎分をがむしゃらに走り続けられる。
そんな生活を続けて数ヶ月が経とうとしていますが、その精度が徐々に上がってきている実感があります。
ここで、新しい夢ができました。
可能であれば、前述した移動式ホテルを満喫するため、会員に入りたい。もっと言えば、そんなプロデューサーになりたい。
しかし、現実的には難しいでしょう。だったら、せめて来ていただいたお客様一人ひとりが、感動するお店でい続けることを目指す。
これならできそうな気がしませんか?
飲食店なので、当たり前のことをきちんと行いながら、プラスアルファで感動してもらえること。わくわくしながら考えていき、人生の70万時間を楽しみたいと思います!
■【今日の質問】
「無駄のない時間を過ごしてますか?」
■【今日の名言】
「自分の邪魔をするやつとは、たいてい自分なのだ。」(糸井 重里|コピーライター)
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【今日の「ヒント」】
70万時間。それは、人生のタイムリミットを意味する時間。
この数字を聞いて、あなたはまだのんびりと過ごすことができるだろうか。
今、この瞬間も、カウントダウンは始まっているのだ。
心を動かせば成長が加速するって知ってる?
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